どうも!でら釣りのはくです。
今回はFLWハリスチェーン湖の5日目2020年の優勝者インタビューをご紹介いたします。
これは、優勝者のボートに乗り取材をしながら釣りをするという内容です。
当日の戦略や使ったタックルなど詳しく教えてくれます。
アメリカらしいバス釣り大会のイベントのひとつです。
それでは、さっそくご紹介させていただきます。
FLW ハリスチェーン湖 2020年とは
ハイウェイトな戦いでした。
終始デッドヒートが繰り広げられ、手に汗握る大会で見ていてヒヤヒヤしました。
当日の実況はこちら Day2↓
当日の実況はこちら Day3↓
FLW ハリスチェーン湖 5日目
バッドボーイモーア(Bad Boy Mowers)という、芝刈り機の会社もスポンサーになっています。
ブルドックがトレードマークで、ちょっとセクシーな宣伝をする芝刈り機の会社です。
FLW ハリスチェーン湖 5日目の内容
最初は、あのキッカーを釣ったパンチングのエリアから始まります。
葦とハイドレラの混じっている場所です。
大会当日は、この広大なエリアをひたすら撃っていました。
特に、点在する葦の塊を撃っていたそうです。
何故なら、プリスポーンのバスを狙っていたから。
多くの選手が、ポストスポーン(産卵後)のバスを狙う中、プリスポーンの魚を狙っていました。
プラクティス期間中にベッドを見つけたり、その周りでのバイトが多かったから狙うことを決めたそうです。
更に、プリスポーンのバスが寒波の嵐を嫌ってウィードベッドの下にいることが分かったから、とも言っていました。
これが、バッチリハマってあのビッグウェイトを叩き出しました。
それにしても、あのデカバスを平気でブッコ抜くのはアメリカらしい釣りのスタイルです。
パンチングのウェイトについても話しています。
初日は2オンスを使い、2日目は1オンスを使っていたのは何故か。
初日は2オンスの早い釣りでもバイトがあったが、2日目は全然バイトがなかったから。
状況がタフになったから、ウェイトを1オンスまで軽くして、ワームも小さくした。
だから、パンチング用のタックルを2種類用意していたんですね。
それから、プリスポーンの魚のいるリリーパッドのエリアに移動しました。
タックルのセッティングについても解説があります。
バランスの良いタックルが大事です。
このセッティングなら、パンチングでウィードジャングルからでも6ポンド~7ポンドのバスをブッコ抜くことが出来る。
リズム良く釣ることが出来る。
ラインが太いのは、バスにラインを噛まれても絶対に切れて欲しくないから。
フックも太く、リールもハイギアなのは確実に釣るためです。
当日に釣った8lbのビッグバスは、このタックルだから取れたようです。
8ポンドのバスを葦とハイドレラの絡むエリアから引きずり出すのは、タックルだけでなく釣り人の筋力も必要になってきます。
アメリカ人ならではのフィジカルの強さです。
8lbのバスを釣った時、近くの小屋にララミー選手の彼女と両親が居たそうです。
あの激しいアピールは、彼女と両親へのアピールだったんですね。
普段、冷静なララミー選手には珍しい派手なアピールでした。
マチューテワームの使い方についても解説があります。
ウィードのポケットが見えたら投げてゆっくり巻く、反応するものだけを釣っていました。
こちらも、タングステンウェイトの3/16oz(5g)~1/16oz(1.7g)を使い分けていました。
更に、巻く時はラインに人差し指を添えて巻いていました。
ララミー選手のプロになった過程が分かりました。
最初はアルミボートから始まって大会へ出て、バスボートを買ったそうです。
初めての場所では、バス釣りの基礎基本で対応していきました。
バスは、ブラック&ブルーやジグ、クランクベイトが大好きな事などの基礎基本で対応してきたそうです。
自分の持つ強みを活かした釣りを展開しました。
常に勝つことを意識して釣りをすることが、自分なりのメンタルを保つ方法です。
最後に、こんなにも若いルーキーのララミー選手が優勝するのは、釣り業界にとって幸運です。
まだまだ若い22歳のルーキーであるララミー選手の初勝利です。
本当におめでとうございます。
そして、残りのシーズンでもご活躍も期待しています。
最後、ララミー選手がさりげなく『ピース』と一言いう場面が格好良かったです。
FLW ハリスチェーン湖 ウィニングタックル
ロッド:フィッツジェラルド フリッピンハイドレラロッド 7ft6inch Hvy 21,338円($199)
(Fitzgerald Flippin’ hydrilla rod)
リール:シマノ キュラド 8.5:1 19,197円($179)
(Shimano Curado)
ライン:PEライン 70lb
(Fitzgerald Vursa braid)
シンカー:フリッピングウェイト 1oz,2oz
フック:マスタッド 3/0 グリッピンマックスフリッピンフック
(Mustad Grip-Pin Max Flippin’ Hook)
ロッド:フィッツジェラルド オールパーパスロッド 7ft6inch MH 20,266円($189)
(Fitzgerald All Purpose rod)
リール:シマノ キュラド 19,197円($179)
(Shimano Curado)
ライン:フロロカーボンライン 17lb
(Fitzgerald Vursa fluorocarbon)
シンカー:1/16oz(Light bullet weights)
FLW ハリスチェーン湖 ウィニングルアー
・リアクションイノベーションズ スパイシービーバー 3-3/4インチ(9.5㎝)
(Reaction Innovations Spicy Beaver)
・リアクションイノベーションズ スイートビーバー 4.2インチ(10.5㎝)
(Reaction Innovations Sweet Beaver)
・リアクションイノベーションズ マチューテワーム
(Reaction Innovations Machete Worm)
FLW ハリスチェーン湖 5日目 まとめ
・地元フロリダを知り尽くした強い釣りでした。
あの永遠とパンチングを続けた時は、どうなるかとヒヤヒヤしました。
しかし、ビッグバスをたたき出して逆転優勝しました。
ララミー選手の戦略勝ちです。
これから、残りのツアーも楽しみです。
FLWハリスチェーン湖2020年の実況はこちら タイムスタンプ有り↓
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