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スプリットリングの正しい知識と使い方 ルアーで釣れないのはスプリットリングが関係しています。

スプリットリング 釣り初心者

どうも!でら釣りのはくです。

今回はスプリットリングの正しい知識と使い方についてご紹介します。

 

スプリットリングは、ルアー釣りに無くてはならない存在です。

しかし、90%以上の釣り人がスプリットリングについて勘違いをしています。

そして、90%以上の人が間違ったスプリットリングの使い方をしています。

 

私が釣具屋の店員をしていた時のことです。

『これって何?』

『どんな意味があるの?』

『スナップとどっちが良いの?』

とスプリットリングについてよく聞かれました。

 

私が答えると多くのお客さんがビックリされていました。

それだけ、勘違いしやすいのがスプリットリングです。

 

ざっくりとご紹介させていただきます。

全部覚えなくて構いません。

 

頭の片隅にでも置いていただければ幸いです。

それでは、さっそく見ていきましょう。

スプリットリングとは

ルアーのスプリットリング
画像の銀色の輪っかがスプリットリングです。

スプリットリングとは、ルアーについている小さい輪っかのことです。

ルアーとフックを繋ぐ役割があります。

 

ラインを結ぶ場所に付いているのは、ルアーメーカーがサービスで付けています。

スナップを持っていない人でも、ルアーを買って直ぐに使えるように考えられています。

最初からスナップを付けてくれているメーカーもあります。

スプリットリング 役割

ルアーのスプリットリングには2つの役割があります。

ラインアイのスプリットリング

ルアーのラインを結ぶ部分(ラインアイ)に付いている物です。

これは、スナップと同じ効果があります。

ルアーがより動くようになります。

 

ルアーの各パーツの名称↓

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フックアイのスプリットリング

ルアーとフックを繋いでいるスプリットリングは、ルアーにフックを付けるのが主な役割です。

これが、スプリットリングの一番大事な役割です。

 

フックに掛かった魚をバラさないようにします。

ルアーとフックを繋ぐフックの命綱になります。

あと、フックの動きを制限する効果音の効果もあります。

 

フックの各パーツの名称↓

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スプリットリング 条件

・強い 魚に伸ばされない強さ大事です。
・軽い ルアーのアクションを邪魔しないものが良いです。
・小さい これもルアーのアクションを邪魔しないためです。

スプリットリングを選ぶ時の基準はこの3つです。

スプリットリングはルアーとフックを繋ぎます。

 

なので、スプリットリングが弱いと掛かった魚が暴れた時にスプリットリングが伸びてフックが取れてバレます。

しかも、魚の口にフックが付いたままになります。

 

釣り人は大変悔しい思いと罪悪感を感じます。

そうならないためにも、しっかりとしたスプリットリングが必要です。

スプリットリング 種類

・ノーマル 一般的なスプリットリングです。
・平打ち ノーマルよりも同じサイズで強くて軽いです。
・ソリッドリング 特殊なリングでスプリットリングではありません。

ノーマルと平打ちは、一般的なスプリットリングです。

ソリッドリングとは、継ぎ目のないリングのことです。

 

ソリッドリングは、ジギングでラインを結ぶ時とアシストフックを付ける時に使います。

スプリットリングだと段差でラインが擦れて切れるため、ソリッドリングを使います。

スプリットリング 選び方

・ルアーの標準スプリットリングサイズに合わせる。
・釣り方や魚によってサイズを変える。

基本的には、ルアーに付いている標準スプリットリングサイズに合わせます。

しかし、釣りたい魚が大きい時や別の用途で使う時は、サイズを変えて魚や釣り方に合わせていきます。

スプリットリング サイズ

・同じサイズでもメーカーによって違います。

釣り糸(ライン)のように決められたサイズがありません。

メーカーによっては1サイズほどの誤差があります。

スプリットリングを買う時はご注意下さい。

スプリットリング サイズの目安

・渓流釣り #00~#3
・河川や湖 #1~#4
・海 #2~#10

海はライトからオフショアまであるので幅広くなります。

あくまで目安なのでルアーや釣り方を参考にしてください。

スプリットリング 買い方

・釣具屋さんにルアーを持って行き店員さんに聞く。
・メーカーのホームページでサイズを調べる。

『これは2番だろ』

と思って、買ってみたら違ったなんてことはよくあります。

絶対によく確認してください。

スプリットリング 付け方

ルアーのフック(フックアイ)のスプリットリングを付ける時は、前から順番に付けて下さい。

後ろから付けるとフックが手に刺さって怪我をします。

 

必ず前から付けて下さい。

付ける時は前から、外すときは後ろからです。

 

慣れてきたらルアーとフックを一緒に通してください。

スプリットリングは開く回数が少ないほど金属疲労も少なく、寿命も伸びます。

スプリットリング 外し方

ルアーのフック(フックアイ)のスプリットリングを外すときは、後ろから順番に外します。

付ける時と逆です。

 

前から外すとフックが手に刺さって怪我をします。

必ず後ろから順番に外して下さい。

 

慣れればどちらでも出来ますが、はじめのうちはお気を付けて下さい。

しつこいですが、付ける時は前から、外すときは後ろからです。

スプリットリング おすすめ

オーナー カルティバ
・レギュラーワイヤー
・ハイパーワイヤー
・ウルトラワイヤー

上の条件を満たしているスプリットリングです。

特に、ハイパーワイヤーはラインナップが多くてとても便利です。

レギュラーワイヤーも色別に選ぶことが出来ます。

スナップとスプリットリングはどっちが良いのか

スナップの方が良いです。

スナップがない時に使うのがスプリットリングです。

 

スプリットリングがない時はループノットでもOKです。

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ルアーのスプリットリングは外すのか、外さないのか

スプリットリングはスナップを使うなら外します。

スナップがない時やループノットで結べない時にスプリットリングを使います。

 

スプリットリングに直接ラインを結ぶと段差で切れます。

細目に結び直すか、結び目がズレない結び方をする必要があります。

 

結び目がズレない結び方はこちら↓

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世界一のルアーブランドのラパラが推奨しているのもループノットです。

 

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スプリットリングにスナップを使ってはダメなのか

使っても問題ありません。

ただし、ルアーのアクションが小さく弱いものになります。

 

ルアー本来のアクションが出なくなり、感度も悪くなります。

メリットがないので、おすすめしません。

スプリットリングの正しい知識と使い方 まとめ

・ルアーとフックを繋ぐフックの命綱。
・スナップやループノットでも代用可能。

フックは注目されますが、スプリットリングは日陰の存在です。

ですが、スプリットリングはフックにとっては命綱となっています。

 

縁の下の力持ちとして活躍しているのが、スプリットリングです。

フックと一緒にスプリットリングも大事にすると釣果も伸びます。

これで、安定した釣果と突然くる大型の魚に対しても安心です。

 

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