どうも!でら釣りのはくです。
今回はヒイカをエサで釣る方法をご紹介いたします。
前回、ヒイカエギングについてご紹介しました。
今回は、ヒイカのエサ釣りです。
数、釣り易さ共にエサ釣りの方が有利です。
初めてのヒイカ釣りやこれからチャレンジしたい方は、エサ釣りの方が簡単です。
エサ釣りは、エギングより簡単ですが、ヒイカ釣りは居たら釣れる簡単な釣りです。
お好きな方でチャレンジしてみて下さい。
では、さっそくご紹介させていただきます。
・2022年 ヒイカシーズンが10月26日あたりから始まりました。かなり小さい群れがちょっとずつ入ってきています。
・2021年 ヒイカシーズンは10月20日あたりから始まりました。
・画像の追加
・2020年 ヒイカシーズンは10月30日あたりから始まりました。例年通りです。
・ちょい投げ 画像と内容の追記。
・電気ウキ釣り 画像と内容の追記。
・仕掛けの定番 内容の追記。
- ヒイカとは
- ヒイカが釣れる時期
- ヒイカが釣れるポイント 名古屋近郊
- ヒイカの釣れるポイントの見つけ方
- ヒイカをエサで釣る方法
- ヒイカをエサで釣る方法 ロッド
- ヒイカをエサで釣る方法 リール
- ヒイカをエサで釣る方法 ライン
- ヒイカをエサで釣る方法 ラインのおすすめ
- ヒイカをエサで釣る方法 オモリ
- ヒイカをエサで釣る方法 ちょい投げ
- ヒイカをエサで釣る方法 電気ウキの条件
- ヒイカをエサで釣る方法 電気ウキ
- ヒイカをエサで釣る方法 仕掛けの定番
- ヒイカをエサで釣る方法 電気ウキの棚
- ヒイカをエサで釣る方法 エサのおすすめ
- ヒイカをエサで釣る方法 アタリの出方
- ヒイカをエサで釣る方法 ウキとちょい投げのどっちが釣れるのか?
- ヒイカ釣りは昼と夜どっちが釣れるのか?
- ヒイカ釣りにイカピックなどの締め具は必要か?
- ヒイカをエサで釣る時に投光器が必要か?
- ヒイカ釣りに大潮や満潮など潮は関係あるのか?
- ヒイカをエサで釣る方法 釣果を伸ばすコツ
- ヒイカをエサで釣る方法 まとめ
ヒイカとは
学名:ロリオラス ジャポニカ(Loliolus japonica)
英名:ジャパニーズスクイッド(Japanese squid), ドワーフスクイッド(Dwarf squid).
ツツイカ目ヤリイカ科ジンドウイカ属のイカです。
とても小さい10㎝ほどのイカです。
冬になると釣れるので、釣り人の間では風物詩と言われています。
ヒイカが釣れる時期
毎年、冬になると全国的に釣れ始めます。
しかし、2019年~2020年の名古屋港はこの時期よりも一ヶ月早かったです。
10月から釣れ始め1月には釣れなくなりました。
こんなことがあるので、時期が近づいたらこまめなチェックは必要です。
ヒイカが釣れるポイント 名古屋近郊
ヒイカが釣れるポイントで有名な場所をご紹介いたします。
ここでご紹介したポイント以外にも、ヒイカは色んな場所にいます。
半田港
名古屋から1時間で行けるヒイカ釣りの聖地です。
ここへ行っとけば間違いありません。
豊浜釣り桟橋
ヒイカ以外にもたくさんの魚が一年中釣れます。
家族で釣りに行くときやボウズ逃れにおすすめです。
豊浜釣り桟橋の分かり易い行き方や一年間で釣れる魚の一覧など詳しい情報はこちら↓
名古屋港
半田港や豊浜釣り桟橋よりは釣れませんが、名古屋から一番近いポイントです。
他にも、ヒイカが釣れる場所はたくさんあります。
その見つけ方も意外と簡単です。
ヒイカの釣れるポイントの見つけ方
・底が砂地。
・湾の奥まった場所。
・水質が綺麗な場所。
・流れの緩やかな場所。
・潮の流れのある場所。
・街頭や明かりのある場所。
全ての条件が揃わなくても、ある程度で大丈夫です。
もし、ヒイカがいるか分からないなら、水面を投光器で照らしてみて下さい。
または、街灯や漁港のライトの下で30分ほど観察すれば分かります。
ヒイカが居たら、どんどん光に集まってきます。
近年、東京湾や大阪湾の外側でも少しずつ釣れるようになりました。
水質が徐々に改善されている証拠です。
名古屋港は、昔から河口付近まで入ってきています。
ヒイカをエサで釣る方法
・ちょい投げ 底を釣る。
電気ウキとちょい投げの2つがおすすめです。
電気ウキは固定して使います。
誘導式もありますが、ヒイカ釣りでは意味がありません。
流れのないポイントで釣るので、誘導式の意味がありません。
ウキで釣れなかったらちょい投げをします。
または、2刀流だと効率的です。
ヒイカをエサで釣る方法 ロッド
・磯竿 1号~2号 3m~5m サビキ釣りから堤防釣りの定番。
・柔らかいルアーロッド 2m前後 バスロッドやトラウトロッドでもOKです。
柔らかめの竿なら、なんでも構いません。
のべ竿の場合は硬調とありますが、硬調でも4mを超えるとかなり柔らかいです。
水深が浅く、手返し重視なら延べ竿が一番です。
磯竿の1号~2号は、堤防のサビキ釣りからウキ釣りまで何でもこなす定番ロッドです。
ルアーロッドなら柔らかいものなら何でも使えます。
ちょい投げに向いてます。
ルアーロッドは、ウキ釣りだと竿が短いので深い水深になると釣り辛くなります。
ヒイカをエサで釣る方法 リール
小型のスピニングリールで十分です。
細いラインを使うので、この大きさがおすすめです。
※アオリイカ用のスピニングリールとは違います。
アオリイカ専用リールは、ドラグ機能が特殊だったりや置き竿向きだったり、アオリイカ釣りに特化しています。
ヒイカ釣りとは違うのでご注意ください。
ヒイカをエサで釣る方法 ライン
・ラインの号数 1号~2号
糸の種類は、ナイロンラインかフロロカーボンラインのどっちでも構いません。
エサ釣りの場合、糸に張りのあるフロロカーボンラインが使い易いです。
仕掛けが、水に馴染むのもフロロカーボンラインの方が早いです。
これは、糸の比重が関係しています。
ナイロンラインは、水よりも比重が軽いので水に浮きます。
そのせいで、仕掛けの馴染みが遅いです。
フロロカーボンラインは、水よりも比重が重いので水に沈みます。
なので、仕掛けの馴染みが早いです。
ただし、フロロカーボンラインは値段が少しだけお高くなっています。
ラインの号数は、細くて大丈夫です。
ヒイカも仕掛けも、小さくて軽いので1号もあれば十分です。
もし他の魚が掛かった場合、クロダイの40㎝やスズキの60㎝でも2号あれば余裕をもって対処できます。
ヒイカをエサで釣る方法 ラインのおすすめ
・サンライン ベーシック バスプロの下野正希さんが作ったライン
どちらも300mと量が多く、安いのにコーティングなどに拘っているおすすめのラインです。
サビキ釣りからウキ釣り、ルアーのキャスティングまで幅広くやるのならナイロンラインがおすすめです。
のべ竿やメタルジグの落とし込みの釣りをやるならフロロカーボンラインがおすすめです。
ナイロンライン
・サンヨーナイロン GT-R Nスペック 村田基さんが作ったライン
フロロカーボンライン
・サンライン ベーシック バスプロの下野正希さんが作ったライン
ヒイカをエサで釣る方法 オモリ
・ちょい投げの場合 オモリ1号~3号、ガン玉B~4B。
オモリは、ウキの浮力調整に使う時があります。
しかし、下に書いた定番仕掛けなら必要ありません。
ちょい投げでは、ガン玉が基本で、たまにオモリを使います。
使っている釣り竿で投げやすい重さに調整します。
ケースに入っている便利なガン玉セットがあります。
ヒイカをエサで釣る方法 ちょい投げ
・流れに流されないオモリを使います。
・ちょい投げですが、天秤は使いません。
・釣れない時は胴付き仕掛けか、ウキ釣りに変えます。
・風や流れがない時は、ガン玉が無くてもOKです。
・ヒイカが釣れ難い時はガン玉がない方が良いです。
基本的には、下に書いた定番仕掛けにガン玉を付けて釣ります。
それでも釣れない時は、※胴付き仕掛けかウキ仕掛けにします。
オモリは、流れが強い時や風が強い時に使います。
天秤は、ヒイカ釣りだと全く釣れないのでおすすめしません。
※胴付き仕掛けとは、仕掛けの一番下にオモリを付けて、仕掛けを底から少しだけ浮かせる仕掛けのことです。
ヒイカをエサで釣る方法 電気ウキの条件
・電気ウキのサイズ 適合オモリ 小~大。1号以上は必要ありません。
電気ウキは、仕掛けの重さを考えて選びます。
ヒイカは、仕掛けもイカも小さいので、ウキが大きいとアタリも何も分かりません。
なるべく小さいウキを使うと、アタリがとても分かり易くておすすめです。
ヒイカをエサで釣る方法 電気ウキ
・ハピソン YF-061DL~YF-064DL 800円~1,000円
どっちでも構いません。
買う時に安い方や見やすい色で大丈夫です。
電気ウキは赤と緑、白などがありますが、見やすい色でOKです。
この色で釣果が変わることはありません。
色で釣果が変わるのは、メバルやアナゴなどの底物の場合は釣果に影響します。
あとは、ウキの浮力調整をするだけです。
下の定番仕掛けに丁度良い電気ウキのサイズがあります。
ヒイカをエサで釣る方法 仕掛けの定番
これで、ウキがしっかりと立ちます。
この仕掛けとウキなら、オモリやガン玉は必要ありません。
もし、ウキ釣りでウキが横になったり倒れたら、ウキの浮力が強すぎる証拠です。
ガン玉を付けて調整します。
逆に、ウキが沈んだらウキのサイズを1サイズ~2サイズだけ大きくします。
不安な方は、大きめのウキを使ってガン玉で調整するという手も有りです。
こちらも、風や流れの強さでガン玉やオモリを変えていきます。
基本的な対策としては、風や流れが強ければガン玉やオモリを使って重くすると釣り易くなります。
ヒイカ定番仕掛けと電気ウキはこちら↓ 電気ウキは電池も必要です。
ヒイカをエサで釣る方法 電気ウキの棚
2.次に底を探ります。
3.最後に中層を探ります。
ヒイカの電気ウキの棚は、この順番で探るのがおすすめです。
ヒイカは夜になると浮いてきますが、昼の間は底の方にいます。
なので、表層、底、中層の順番で探ると釣れる確率が高くなります。
ヒイカをエサで釣る方法 エサのおすすめ
活きエビクーラーをクーラーボックスで代用。
左の黒い丸がぶくぶくポンプです。
下の黄色い雑巾はモエビを弱らせないために入れています。
モエビは掴まる場所がないと一気に弱ってしまいます。
ヒイカ釣り最強のエサは、活きたモエビ(シラサエビ)です。
モエビ以外のエサは必要ありません。
モエビを活かしておくために、酸素ポンプは必須です。
死んだモエビだと、ヒイカは食いが悪いです。
細目に新鮮なエサに取り換えて下さい。
ヒイカをエサで釣る方法 アタリの出方
・ウキが横に走る。
・ウキが沈む。
・ウキが横に倒れる。
・竿がクンククーンと引っ張られる。
電気ウキのアタリは分かり易いのですが、ちょい投げが分かり辛いです。
夜は、竿先が見え辛くアタリかどうかわかり辛いからです。
その場合、竿先にケミホタルなどを付けると見やすく、アタリも分かり易くなっておすすめです。
ヒイカをエサで釣る方法 ウキとちょい投げのどっちが釣れるのか?
アタリが分かり易いからです。
ちょい投げは慣れないとアタリが分かり辛いです。
更に、ヒイカは夜になると表層に浮いてきます。
なので、ウキ釣りの方が釣れます。
もし、穂先にケミホタルを付けたり、夜のちょい投げに慣れているなら両方やってみて下さい。
表層と底の2刀流の方が釣れる確率もあがるのでおすすめです。
ヒイカ釣りは昼と夜どっちが釣れるのか?
ヒイカだけでなく、他のイカも夜行性です。
なので、夜の方が釣れます。
ヒイカ釣りにイカピックなどの締め具は必要か?
ヒイカは小さいので、一般的なイカの締め具だと身が千切れてしまいます。
プライヤーやハサミ、※イカチョップなどで対処します。
※イカチョップとは、イカの目と目の間にある脳を手刀で叩く締め方です。
ヒイカをエサで釣る時に投光器が必要か?
エサ釣りは、ヒイカを集める必要があります。
エギングのようにヒイカを寄せることが難しいからです。
投光器や街灯、漁港のライトを利用するとヒイカが集まって簡単に釣れます。
ヒイカ釣りに大潮や満潮など潮は関係あるのか?
ヒイカ釣りには、大潮や小潮などの潮周りは関係ありません。
満潮や干潮も関係ありません。
もし潮が早い場所なら、小潮や長潮の潮周りで、満潮の方が釣り易いです。
実際に小潮でも釣っています。ヒイカエギングです。↓
ヒイカをエサで釣る方法 釣果を伸ばすコツ
・ちょい投げもやって2刀流で釣る。
・棚の探り方は順番を守る。
・新鮮なエサを使う。
・投光器や街灯など明かりを使う。
これだけやれば釣果は上がります。
爆釣になると竿一本でも忙しく、友達と喋る暇がないほど釣れます。
ヒイカをエサで釣る方法 まとめ
ヒイカを軽く焼いて生姜醬油で頂きました。
・棚を探るのが大事です。
くどいようですが、ヒイカは居たら釣れる簡単な釣りです。
エギングよりもエサ釣りの方が数は釣れます。
冬の夜に電気ウキを眺めながら温かいお茶を飲むと、ヒイカは釣れます。
夜景が綺麗な場所なら最高ですね。
これもまた、冬の釣りの楽しみのひとつです。
是非一度、ヒイカのエサ釣りをまったり楽しんでみてはいかがでしょうか。
ナイロンライン
・サンヨーナイロン GT-R Nスペック 村田基さんが作ったライン
フロロカーボンライン
・サンライン ベーシック バスプロの下野正希さんが作ったライン
ケースに入っている便利なガン玉セットがあります。
ヒイカ定番仕掛けと電気ウキはこちら↓ 電気ウキは電池も必要です。
竿先に付けるタイプのケミホタルはこちら↓
ヒイカ釣りにおすすめのエギや仕掛けなどはこちら↓
ヒイカの生態や習性、産卵について↓
ヒイカの釣り方や釣れる時期はこちら↓
ヒイカをエギングで釣る方法はこちら↓
ヒイカ釣ってきました↓
ガン玉やオモリのグラム換算一覧表↓
豊浜釣り桟橋で釣れる魚と一年で釣れる魚の一覧表はこちら↓