どうも!でら釣りのはくです。
今回はヒイカの釣り方と釣れる時期をご紹介いたします。
ヒイカは、釣って楽しい、食べて美味しい魚です。
しかも、身近な場所で手軽に行けて、誰でも簡単に釣れる最高の魚です。
冬の風物詩と言われています。
そんなヒイカをざっくりご紹介させていただきます。
ヒイカ 特徴
一般的にヒイカと言われているのは、ジンドウイカのことです。
ツツイカ目ヤリイカ科ジンドウイカ属のイカです。
ヤリイカの仲間です。
ヒイカというのは、中部圏や西日本での呼び名です。
冬になると岸際に現れて5月ごろに産卵をして力尽きます。
ヒイカ 種類
・ヒメジンドウイカ ヒイカよりも小さく、体が赤い。
・ウイジンドウイカ ヒイカよりも小さい。
・ベイカ 岡山県の名産品。夏の風物詩。岡山とその周辺しかいない品種。
ベイカ以外は見分けるのが、とても難しいです。
顕微鏡でイカの手(触腕)を見ると分かるのですが、パッと見では分かりません。
この中に食べられないイカはいないので、ご安心ください。
どれも同じぐらい美味しくいただけます。
ヒイカ 生態
春に生まれて沖を目指し、夏~秋に沖合で育ち、冬に産卵のために岸に戻ってきます。
そして、産卵をしたら力尽きます。
たまに、夏にも釣れると言いますが、あれはヒイカではありません。
ヤリイカやスルメイカの子供です。
見た目はヒイカよりも細長く、岸からでも20㎝以上の個体が釣れます。
ヒイカ 習性
・最も反応する光の波長は496nm。
・夜光カラーに強く反応する。
・キラキラ光っているものにも反応します。
・ヒイカは夜行性。他のイカも夜行性です。
LED投光器や集魚灯が2,000円~3,000円で売っています。
バッテリー式や充電式もあるので、発電機がいりません。
光の単位であるルーメン(lm)とルクス(lx)は違います。
光源の強さがルーメン、光の当たっている場所の明るさがルクスです。
カンデラ(cd)という単位もありますが、まったくの別物です。
カンデラは、一定方向に放射された光の角度のことなので、明るさではありません。
ヒイカは、夜行(グロー)カラーに激しく反応します。
街灯の下や投光器の明かり、キラキラするスプーンやメタルジグにも、ヒイカは集まります。
ヒイカ 食性
・シラス類やトウゴロウイワシなど小さい魚も食べます。
ツツイカ目なので、ヤリイカやアオリイカと大きな違いはありません。
ヒイカは、体が小さいので、エサのサイズも小さくなります。
3号以上の大きいエギでは、なかなか釣れません。
おすすめは1.5号~2号の小さいエギです。
ヒイカ専用のエギも売っています。
ヒイカ 旬・おいしい時期
ヒイカの旬は、釣れる時期と丁度重なっています。
産卵前のこの時期は、一番大きく栄養もたっぷりと蓄えているので、とても美味しいです。
市場でも、この時期が最盛期で最も人気が高くなります。
ヒイカ 釣れる時期
ヒイカは、冬しか釣れないので冬の風物詩と言われています。
夏に釣れるのは、別のイカの子供が多くヒイカではありません。
2019年~2020年の名古屋のヒイカは、10月~1月でめちゃくちゃ早く終わりました。
例年よりも一ヶ月も早く始まり、一か月早く終わりました。
他の地域のヒイカは、例年通りでした。
来年こそは、例年通りになってくれると嬉しいです。
ヒイカ 釣れる場所 名古屋近郊
名古屋近郊の有名ポイントをご紹介します。
ここ以外にも釣れる場所はたくさんありますので、探してみるのも面白いです。
ヒイカ釣りのポイントの見つけ方も意外と簡単です。
半田港
豊浜釣り桟橋
ボウズ逃れにもおすすめの場所です。
豊浜釣り桟橋で釣れる魚の一覧と釣れる時期の一覧はこちら↓
名古屋港
半田港や豊浜釣り桟橋よりは釣れませんが、名古屋から近いです。
他にも、ヒイカが釣れる場所はたくさんあります。
その見つけ方も意外と簡単です。
ヒイカ 釣れるポイントの見つけ方
・底が砂地。
・水質が綺麗な場所。
・流れの緩やかな場所。
・潮の流れのある場所。
・湾の奥。
・街頭や明かりのある場所。
これらの条件をクリアする場所ならヒイカはいます。
全部の条件が揃わなくても、ある程度で大丈夫です。
もしヒイカがいるか分からないなら、投光器で照らしてみて下さい。
ヒイカが居たら、どんどん光に集まってきます。
近年、東京湾や大阪湾の外側でも少しずつ釣れるようになりました。
名古屋港は、昔から河口付近まで入ってきています。
ヒイカ 釣り方
・エギング
この2つが一般的です。
それぞれに違いがあります。
装備が揃っているなら、エサ釣りがおすすめです。
エサ釣りは、投光器やエサを生かしておくバケツ、仕掛けなど揃えるものが多いです。
しかし、エギングよりも簡単で、数もたくさん釣れます。
手軽にやってみたいなら、エギングがおすすめです。
エギを投げて、底まで落としてチョンチョン動かすだけで簡単に釣れます。
ルアー釣りをやったことある方なら、すぐに慣れます。
その代わり、エサ釣りよりも多く釣るには、潮やタナの読み方、テクニックなどが必要になってきます。
どちらも簡単に釣れますが、より簡単なのがエサ釣りで、少し慣れが必要なのがエギングです。
下で詳しくご紹介いたします。
ヒイカ ロッド
・磯竿の1.5号など柔らかめの竿なら何でもOKです。
・アジングロッドやメバリングロッド、管理釣り場のトラウトロッドなど柔らかいロッドならOKです。
軽い3g~10gの仕掛けやエギを投げれるなら何でもOKです。
どちらの釣り方も、一本の柔らかいルアーロッドで出来ます。
ヒイカ リール
軽い仕掛けやエギを扱える小型のリールが良いです。
3000番以上だと凄く使い辛くなります。
ヒイカ ライン
・ラインの種類は何でもOK.
ヒイカは手のひらサイズで小さく軽いので、これで十分です。
正直、2号でも強すぎです。
しかし、2号だとヒイカ以外が掛かった時でも、安心して釣り上げることが出来ます。
ヒイカ 仕掛け
・電気ウキ ウキ釣り
・ガン玉 ちょい投げ
・ヤマシタ カン付チビイカ仕掛 SB Sサイズ
エサ釣りの釣り方は2つです。
電気ウキで表層~中層を釣るのか、ガン玉付けてちょい投げで底を釣るか。
その日の状況によって、どっちが釣れるか変わるので、どちらもあると対応できます。
水深の浅い方から深い方へと順番に探ってみて下さい。
ヒイカが居れば、10分も待たずに反応が出ます。
ヒイカの釣れる棚は30分~1時間で変わるので、細目にチェックします。
仕掛けは、この仕掛けが一番釣れます。
この仕掛け以外は、いらないです。
チビイカ仕掛けは、SBとFBの2種類あってSBが必要です。
間違えないように、ご注意ください。
サイズはSサイズで十分です。
Mだと少し大きいので、掛からないことがあります。
ヒイカ エサ
これ一択です。
スジエビやヌマエビなど色んな名前で売っています。
エサの鮮度が落ちないように、酸素ポンプは必須です。
生き餌は、鮮度が命です。
生きの良いエサの方が良く釣れます。
最初は、チビイカ仕掛けのパッケージに書いてあるエビの付け方が独特で難しく感じますが、4回~5回もやれば簡単に出来るようになります。
あっという間にエサを付けれるようになるので、大丈夫です。
ヒイカ エギング
・底まで沈めて軽くシャクル、また沈めて軽くシャクル、これの繰り返し。
・アクション(シャクリ)は、ロッドを10㎝~20㎝だけ手首のスナップでちょんちょんと軽く動かす。
・連続して3回以上のアクションは入れない。激しすぎてヒイカが追いつけなくなる。
・上の層から順番に狙っていく。
・エギが底に着くまでの秒数を数えて、3秒刻みや5秒刻みで順番に層を狙っていく。
・最初は難しく感じるので、底まで沈めてシャクルのを繰り返す。
・慣れたら層を意識する。
ヒイカのエギングもエサと同じで、その日にヒイカのいる層を探す釣りになります。
ヒイカ釣り用のエギもあるので、それらを使うと釣り易いです。
ヒイカ エギのおすすめ
・ヨーズリ ヒイカSP 1.5号 1.8号
ヤマシタのナオリーはS(シャロー)、BS(ベーシックシャロー)、B(ベーシック)、D(ディープ)があります。
初めての方は、B(ベーシック)から始めるのをおすすめします。
操作がしやすく、エギの感覚が手に取るように分かります。
慣れてきたら徐々にBS(ベーシックシャロー)やS(シャロー)、状況に応じてD(ディープ)を使い分けます。
ヒイカ エギのおすすめカラー
・それ以外は、赤でもオレンジでも何でもOKです。
夜光で釣果の差が出ることはよくあります。
しかし、赤やオレンジ、緑などで釣果に差が出たことはありません。
ヒイカ 投光器のおすすめ
・白色または青色。
・スポットライト。一点を明るくするタイプがおすすめです。
・充電式かバッテリー式。発電機は、もういらない時代になりました。
この条件さえ揃っていれば、どんな投光器や作業灯、集魚灯でも大丈夫です。
3,000ルーメン以下の弱い光には集まりません。
もし持っていないなら、街灯や漁港の明かりでも十分釣れます。
ライトのタイプは、広角タイプなど光を拡散させるものはダメです。
ヒイカが寄らないか、散ってしまうので釣れなくなります。
スポットタイプでガッツリ集めて下さい。
ベテランの方は、2台のスポットライトを1m間隔で照らしている方もいます。
ヒイカ釣りに投光器は必要か?
・エギングの場合は、あった方が良い程度です。
エサ釣りの場合は絶対に必要です。
これがないと釣果に圧倒的な差が出ます。
エギングの場合、投光器がなくても釣れますが、あった方がヒイカが寄ってくるので釣り易くなります。
ヒイカ釣りに満潮や干潮は関係あるのか?
ヒイカは、満潮(上げ潮)でも干潮(下げ潮)でも釣れます。
あまりにも潮の流れが速い場所だと、ヒイカもエサやエギを追いきれません。
潮の流れは、緩い方が釣れます。
どうしても早い場所で釣る場合は、ウキやオモリで調整する必要があります。
潮止まりで釣っています↓
ヒイカ釣りに大潮や小潮は関係あるのか?
小潮や長潮、若潮という潮の動かない時でも釣れます。
大事なのは、ヒイカの群れがいるかどうかです。
群れが居れば潮などは、関係なく釣れます。
小潮で釣っています↓
ヒイカ釣りは何故、夜にやるのか?
うなぎやアナゴと同じでイカも夜行性です。
ヒイカ以外のイカも夜行性です。
だから、夕方から明け方まで、夜の間がよく釣れます。
夕方~夜に釣っています。↓
ヒイカ釣り 釣果を伸ばすコツ
・シーズン初めを狙う。
・夕方から釣り始める。
・ヒイカ釣りに向いた投光器を使う。
・投光器を使うか、街灯の下で釣りをする。
・夜光(グロー)カラーを使う。
これだけやれば、釣果は伸びます。
ヒイカは、居れば釣れる簡単な釣りです。
そんな中でも、釣果に大きく影響するのは、投光器や街灯の存在です。
簡単に釣れるからこそ、ヒイカの集まる場所を探したり、集まる場所を作る方が大事になります。
ヒイカの生態と習性、産卵 まとめ
・夜に明かりの下で釣る冬の風物詩。
ヒイカ釣りは、都市部から近い場所で釣れる手軽な釣りです。
初心者の方でも釣れるので、初めての釣りにもおすすめ出来ます。
そして、冬でも釣り人と遊んでくれる貴重な釣り物でもあります。
もちろん、夕飯やおつまみにもバッチリで、ご家族が喜ぶこと間違いなしです。
是非一度、ヒイカを釣ってみてはいかがでしょうか。
釣りを通して季節を感じるのも、釣りの醍醐味のひとつかもしれません。
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