どうも!でら釣りのはくです。
今回はヤマシタのナオリーの釣り方と使い分けをご紹介いたします。
ヒイカ定番のエギと言えば、ナオリーです。
釣り場へ行くと多くの方が使っているのを見ます。
しかし、釣具屋さんへ行くと種類が多すぎて何が何やら分かりません。
SとかBとか、1.5号とか1.8号とか、分かり難い表示ばかりです。
ご安心ください。
ここを見れば解決します。
さっそく、ざっくりご紹介させていただきます。
ヤマシタ ナオリー 種類
・BS=ベーシックシャロー
・B=ベーシック
・D=ディープ
・ヒイカSP 2015年に出て現在は廃番になりました。
現在は、4種類になっています。
昔は、ヒイカSPがあり5種類でした。
この4種類で、十分にヒイカを釣ることが出来ます。
ヤマシタ ナオリー 重さ
・BS=ベーシックシャロー 1.5号3.5g、1.8号5g
・B=ベーシック 1.5号3.5g、1.8号6g
・D=ディープ 1.5号5.5g、1.8号7g
タイプ別で重さもそれぞれ変わっています。
号数よりも重さ(g)を見た方が分かり易いです。
小さいエギは、5gより軽いと使い辛いのでおすすめしません。
投げ辛く、底に着いたかどうかも分かり辛いです。
最終的には、ヒイカのアタリすらも分からなくなります。
エギでヒイカを釣りたい方は、絶対に5g以上のエギがおすすめです。
ある程度の重さがあるから、操作もし易くなります。
これが、エギでヒイカを釣る近道になります。
どのタイプでも、1.8号なら使い易いです。
初心者やこれからヒイカエギングを始める方にもおすすめ出来ます。
ヤマシタ ナオリー 沈下速度
・BS=ベーシックシャロー 1.5号7秒/m、1.8号8.5秒/m
・B=ベーシック 1.5号4.5秒/m、1.8号3.2秒/m
・D=ディープ 1.5号2.5秒/m、1.8号2秒/m
沈下速度とは、ルアーやエギが沈む速さのことです。
例えば、上の中でSの1.5号は8.5秒かけて1m沈みます。
これは、風も波もない時の話です。
実際の釣り場では、もっと遅くなります。
ここで注目するのは、沈下速度の遅いエギと早いエギです。
ナオリーは、大きくこの2つに分かれています。
SとBSは遅いエギ、BとDは早いエギです。
BSとBの差が、2.5秒と5.3秒あります。
ここの差が一番大きく、ナオリーの沈下速度の境界線になっています。
これは、釣りの幅に関わってきます。
もし、ナオリーを買うならSとBSを揃えるよりも、BSとBの方が釣りの幅が広がります。
ちなみに、ヒイカの大好きな沈下速度は3秒/m~9秒/mです。
この幅は、昼と夜で違いがあるからです。
昼は底を釣るので早く沈み、夜は表層を釣るので遅い方が釣れます。
ヤマシタ ナオリー カラー
・それ以外
全身夜光(グロー)カラーが、ヒイカでは定番です。
渋い時や釣り人が多い時は、一部のみ夜光の方が釣れます。
しかし、基本的には全身夜行カラーが釣れます。
ヒイカが爆釣するときは、必ず夜光です。
イカ類にとって490nm前後のロドプシン波長が一番見易いです。
ヤマシタの出している490グローのことです。
これは、アオリイカだけでなく全てのイカに通用します。
ヤマシタ ナオリー 釣り方
1.底まで落としてから、10㎝~20㎝だけ※シャクル。
2.また底まで落としてから、シャクル。
3.繰り返し。
1.エギが着水してから底に着くまで、カウントダウンして数を数える。
2.その後、着水してからアクションし始める秒数を変えていく。これで、表層から順番に探っていく。同じ水深を探るために、同じシャクリ方をするのとエギの沈下速度を覚えておく。
3.釣れた水深を必ず覚えておく。釣れた水深だけを探ればたくさん釣れます。
この2つの釣り方があります。
昼間なら底を釣り、夜なら表層を釣ります。
ヤマシタ ナオリー 使い分け
・BS=ベーシックシャロー=2m~3mの水深を釣る=沈むのが少し遅い。
・B=ベーシック=3m~5mの水深を釣る=沈む速さの基準。
・D=ディープ=5m以上または底を釣る=沈むのが早い。
昼ならBとDを使います。
Bを使って流れが早かったり釣り辛かったら、Dを使います。
夜はSとBSを使います。
昼と同様に、Sを使って釣り辛かったらBSを使います。
ヤマシタ ナオリー以外ではダメなのか
他にも、アオリーQはおすすめです。
・ヨーズリ アオリーQ RS ヒイカSP
ヨーズリのアオリ―Qでも、ヒイカは釣れます。
アオリ―Q ヒイカSPも出ているので、丁度ヒイカ釣りに持って来いのエギになっています。
ただし、ナオリーヒイカSPやナオリーB、Dよりも底を取り辛いです。
シンカーの素材と形状の違いのせいです。
こればっかりはしょうがないです。
それ以外は、ナオリーと同じぐらいよく釣れるエギです。
ヤマシタ ナオリーの釣り方と使い分け まとめ
・昼と夜で釣り方や使い分けをする。
これで、ナオリーで迷うことはなくなります。
あとは、実際に使って釣るだけです。
もし、まだ疑問などがある場合は他の記事もご参考ください。
それで、バッチリ解決できます。
今年のヒイカシーズンは、ヒイカ釣り定番エギで釣ってみてはいかがでしょうか。
エギを使い分けてヒイカを釣った時の感覚は、何とも言えない達成感があります。
ヒイカの生態や習性、産卵について↓
ヒイカの釣れる時期や釣り方について↓
ヒイカ釣りに定番の仕掛けやエサ、エギはこちら↓
ヒイカをエギングで釣る方法↓
ヒイカをエサで釣る方法はこちら↓
ヒイカのおいしいレシピや料理、捌き方はこちら↓
実際にヒイカを釣ってきました↓