どうも!でら釣りのはくです!
今回はPEラインのおススメ!ベスト5 2019年版をご紹介します。
PEラインは優劣がハッキリしています。
使えばすぐに分かります。
しかし、お値段が高いのでポンポン買い替えて試すとなるとお財布に辛いです。
私も散々色んなメーカーのPEラインを試しました。
そこで、私が今まで使って良かったものだけをご紹介します。
PEラインとは
ポリエチレンという化学物質で作られたラインです。
ポリエチレンが使われている有名な商品は女性用ストッキングです。
PEラインはポリエチレンを何本も編み込んで作られたラインです。
PEラインの編み込み数は4本・8本・12本です。
2019年現在は8本が主流になっています。
PEライン 太さ
PEラインは普通のラインと基準が違います。
基準値は太さ(線径㎜)ではなく、デニール(単位は“D”)という重さです。
なので、太さも各メーカーで異なります。
メーカーもホームページに載せていません。
直接、商品を確認しない限りわかりません。
ここでは出来る限り、参考になるように載せます。
PEライン 結び方
PEラインは下手な結び方をするとすぐすっぽ抜けます。
こちら↓に載っている結び方ならすっぽ抜けることはありません。
シマノ パワープロ
パワープロは元はINNOVATIVE TEXTILES(イノベーティブテキスタイル)というアメリカの会社の商品です。
シマノがその会社を買収しました。
現在はシマノ傘下の会社になっています。
パワープロは、正統派のPEラインです。
ライントラブルの無さやしなやかさ、強さなど、どれも高い基準で仕上がっています。
PEライン選びにお悩みならこれを使っておけば間違いありません。
パワープロ 太さ
・10lb 0.15mm 0.006in※
・20lb 0.22mm 0.009in
・30lb 0.27mm 0.011in
・40lb 0.33mm 0.013in
・50lb 0.35mm 0.014in
・80lb 0.43mm 0.017in
※ミリ㎜とinインチの変換は独特なものです。
通常0.006inは0.01524㎜になります。
アメリカのPEライン表記の場合
0.006inは0.15mmになります。
理由は分かりませんが、このようになっています。
パワープロ 長さ
・150m
・200m
・300mパワープロ ボートゲームのみ
・1200m
5種類のラインナップです。
パワープロ カラー
・イエロー
・オレンジ
・モスグリーン
こちらは4種類のラインナップです。
パワープロ 値段
・150m メーカー価格2,475円 販売価格2,100円
・200m メーカー価格3,124円 販売価格3,400円
・300m メーカー価格4,998円 販売価格4,000円
・1200m メーカー価格16,245円 販売価格13,000円
他のラインと比べて500円ほど高めです。
1200m巻きは国内最大級の大容量です。
これを買えば一年は余裕で持ちます。
パワープロ レビュー
・抜群の飛距離
・結び目で切れない
・耐久性も抜群
・1200mの大容量
・3種類のカラー
・豊富なラインナップ
本当に正統派のPEラインです。
正直、これだけあれば十分です。
8本編みや12本編みもあれば嬉しい限りです。
スパイダーワイヤー
アメリカのメーカーです。
PEラインが主力のPEラインに力を入れているメーカーです。
アメリカのバス釣りトーナメントで良く使われています。
ルアーフィシングの本場で叩き上げられたラインです。
テレビCMも盛んで多くの釣り人に愛されているラインでもあります。
『SPIDERWIRE』で検索すると海外のホームページに飛びます。
2000m巻きなども売られているので大容量が欲しい方も安心です。
商品というよりもこのメーカーのPEラインならどれでもOKです!
アメリカらしい太くて強いラインになっています。
特に、8本編み12本編みは異常なぐらい強いです。
スパイダーワイヤー 太さ
・10lb 0.20mm 0.008in
・20lb 0.25mm 0.010in
・30lb 0.30mm 0.012in
・50lb 0.36mm 0.014in
・80lb 0.41mm 0.016in
・10lb 0.17mm 0.007in
・20lb 0.25mm 0.010in
・30lb 0.30mm 0.012in
・50lb 0.38mm 0.015in
・80lb 0.45mm 0.018in
・10lb 0.11mm 0.004in
・20lb 0.15mm 0.006in
・30lb 0.19mm 0.007in
・40lb 0.23mm 0.009in
・50lb 0.29mm 0.011in
4本8本12本の全てをラインナップしています。
パワープロ4本編みよりも少しだけ太めです。
アメリカらしいラインです。
スパイダーワイヤー 長さ
・250yd 228m
・300yd 274m
・1500yd 1371m
・2800yd 2560m
・3000yd 2743m
大容量もきちんとラインナップされています。
さすが、スパイダーワイヤーは規模が違います。
スパイダーワイヤー カラー
・イエロー
・モスグリーン
3種類がラインナップされています。
スパイダーワイヤー 値段
・8本編み $13(1,400円)~$25(2,692円)
・12本編み $25(2,692円)~$52(5,601円)
日本ラインに比べるとかなりお安いです。
スパイダーワイヤー レビュー
・飛距離の良さ
・4本編み8本編み12本編みのラインナップ
・2700mの超大容量
・耐久性の高さ
・カラーはホワイト、イエロー、グリーンモスの3種類
シマノ パワープロにない8本編み12本編みを使いたい場面でスパイダーワイヤーを使います。
こちらもパワープロに勝るとも劣らないPEラインです。
日本ではアマゾンか個人店でしか入手できないのが問題です。
『アマゾン スパイダーワイヤー』で検索すると出てきます。
よつあみ YGK G-SOUL
よつあみ(YGK)は海釣り用ラインの老舗メーカーです。
昔から色んな海釣り用ラインを出しています。
その中でもG-SOULシリーズは目を見張るものがあります。
G-SOUL 太さ
4本編みと8本編みの2種類です。
具体的な太さは、どこにも書いてありませんでした。
パワープロよりも太いPEラインです。
G-SOUL 長さ
・300m
・600mジギングモデルのみ
3種類のラインナップです。
G-SOUL カラー
10mごとにホワイト、グリーン、レッド、ピンク、ブルーと変わります。
1mごとにマーカーがあります。
G-SOUL 値段
・300m ジギング5,900円 キャスティング7,600円
・600m 11,600円ジギングモデルのみ
G-SOULはPEラインの加工に力を入れています。
キャスティングモデルは加工が特殊なため少し高くなっています。
G-SOUL レビュー
・ナイロンに近い操作性
とても扱い易い感触のラインです。
値段が高いのはこの特殊な加工のためです。
初めて触る人でもなじみやすいPEラインです。
パワープロに比べると糸自体が太いので、魚とのやり取りで安心感はあります。
しかし、耐久性が低いので小まめなライン交換が必要です。
高価なラインですので、ここぞという場面で使いたいです。
ユニチカ ショアゲームPE X8
ユニチカは創業130年になる老舗中の老舗です。
世界的繊維メーカーです。
有名なライン『シルバースレッド』を作った会社です。
シルバースレッドの技術は本場アメリカの釣り業界を震撼させました。
ライン強度測定器で他のメーカーと同じ太さにも関わらず、2倍以上の強度を叩き出しました。
その技術が更に進化して存分に使われています。
ショアゲームPE X8 太さ
具体的な数値がどこにも載っていません。
パワープロに比べると少し太いです。
ショアゲームPE X8 長さ
・200m
2種類のラインナップです。
ショアゲームPE X8 カラー
ホワイト一色です。
視認性が高く、夜でも見やすくなっています。
ショアゲームPE X8 値段
まさかのメーカーオープン価格です。
・200m 販売価格2,700円
PEラインの相場よりも少し安めです。
やっぱり、製造元だから安く出来ます。
ショアゲームPE X8 レビュー
パワープロやスパイダーワイヤーに比べると使い心地に関しては少し劣ります。
耐久性も一般的なPEラインです。
しかし、強度においては抜群です。
いつもならタモを使う場面でもシルバースレッドなら強引に抜き上げる事が出来ます。
一般的なPEラインよりも強いラインです。
この値段でこの強度なら十分です。
サンライン シグロンPE X8
サンラインは元はOEMラインメーカーでしたが、鬼才・松田稔さんの参加により変わりました。
ライン全て自社生産に切り替えた会社です。
ナイロン、フロロ、PEラインを全て自社生産しています。
シグロンPE×8は2019年4月発売の新しいPEラインです。
シグロンPE×4の進化版8本編み込みです。
今まで人気だったシグロンPE×4が更に使い易く、強くなって帰ってきました!
シグロンPE X8 太さ
・10lb 0.132mm
・20lb 0.187mm
・35lb 0.242mm
・50lb 0.296mm
PEラインの中で、同じポンド数(lb)だと一番細いです。
パワープロに比べてもかなり細くなっています。
細くしなやかな日本人好みのラインです。
シグロンPE X8 長さ
・200m
・300m
・100m×6連結 600m
・100m×12連結 1200m
・50m×12連結 600m
ルアーでもエサ釣りでも対応できる幅広いラインナップです。
連結は船釣りで使い易いです。
1200mはパワープロと同じで国内最大級の大容量です。
シグロンPE X8 カラー
・マルチカラー 10mごとに色が変わります。
2種類のラインナップです。
シグロンPE X8 値段
またまたメーカーオープンプライスです。
200m 販売価格2,300円
300m 販売価格3,500円
100m×6連結 600m 販売価格100m単価1,200円
100m×12連結 1200m 販売価格100m単価1,200円
50m×12連結 600m 販売価格100m単価1,200円
やっぱり、製造元はお安く出しています。
シグロンPE X8 レビュー
・コスパ最高!
・PEラインにこだわりがないなら迷わずこれ!
サンラインのお徳用モデルは相変わらず高品質です。
サンラインは、お徳用モデルでもプロに依頼してテストして作っている変わったメーカーです。
普通、プロには高級ラインを作らせるのに、サンラインはお徳用モデルを作らせたり、一般的なモデルを作らせた
りします。
だから、コスパが良くなるのですが、サンラインの経営は大丈夫でしょうか。
プロ用ラインも、かなり人気で海外でも有名になっているメーカーです。
もし、釣り糸にこだわりがなければ、サンラインを選んでおけば外れはありません。
PEラインのおススメ!ベスト5まとめ
・高級 G-SOUL
・コスパ シルバースレッドとシグロン
他にも東レやバリバスなど、様々なメーカーがあります。
しかし、少し癖があったり、値段が高すぎたりします。
今回は、初めてのPEラインでも扱い易いメーカーをご紹介しました。
もしPEライン選びに迷ったらレビューを見れば一発です。
PEラインとリーダーの結び方はこちら↓
釣りエサがどれだけあるのかご存じですか?↓