どうも!でら釣りのはくです。
今回は長良川のうなぎ釣りの仕掛けやポイント、釣り方をご紹介します。
ただのウナギ釣りなら適当なオモリと針、エサで釣れます。
しかし、長良川は違います!
長良川は日本一デカいうなぎがいる場所です。
そう、デカうなぎポイントです。
しかも、川の流れが異常に早い。
デカうなぎと川の流れをいかに攻略できるかが大事になってきます。
日本一美味しいうなぎを釣って食べましょう。
さっそく、見ていきましょう!
うなぎのおいしい時期はいつ?
食べるなら秋の黄金うなぎが一番美味しいです。
秋の黄金うなぎを食べたら、他の季節のうなぎじゃあ満足できません。
丁度、うなぎが良く釣れる時期と被ります。
秋の黄金うなぎとは
釣ったばかりだと黄金色に見えることから、秋の黄金うなぎと言われます。
この黄金うなぎは、めちゃくちゃ美味しいです。
身も分厚く、脂ものって最高です。
土用の丑の日とは
世間は『土用の丑の日はうなぎ』と言い、うなぎを食べます。
これは『夏が来る前にうなぎを食べれば夏を乗り切れる』という宣伝文句です。
この宣伝文句を考えたのは江戸時代の発明家・平賀源内さんです。
ウナギ屋が秋以外にうなぎが売れないから困ると相談したところ
『土用の丑の日に“う”のつくものを食べると病気にならない』
という風に宣伝しようと提案しました。
それが当時流行り、他のうなぎ屋も真似をして現在まで至ります。
長良川のうなぎの釣れる時期
具体的な月は4月~6月、7月~11月までです。
うなぎが良く釣れる時期は7月~10月です。
冬に備えて秋に荒食いをします。
うなぎは春先も釣れますが、食べても美味しくありません。
長良川のうなぎ釣りのポイント
『なばなの里(画像右上)』から海までの範囲ならどこでも釣れます。
『なばなの里』はグーグルマップで検索するとすぐに出てきます。
長良川の近くなので簡単にわかります。
長良川の流れが早い時
木曽川でもOKです。
※揖斐長良川 揖斐川が河口付近で長良川と合流します。合流地点から下流を揖斐長良川と言います。
流れがかなり緩やかになっていて、釣り易いです。
木曽川、長良川、揖斐川の3本なら、どこでもデカうなぎは釣れます。
長良川のポイントの入り方
木曽川に鍵はいりません。
鍵は木曽川下流河川事務所で借りて長良川に入ります。
鍵がないと出入口をロックされて帰れなくなります。
徒歩や自転車の方なら鍵はいりません。
車の方は必要です。
川に入らずに川の近くに止めて歩いている方もいます。
木曽川下流河川事務所の住所
〒511-1112 三重県桑名市長島町大倉17−52
事務所は平日しかやっていません。
ここへ行って『堤防の鍵の貸出ありますか?』と聞けば貸出をしてくれます。
住所、氏名、免許証などの提示が必要です。
注意事項を書いた紙と鍵を貸し出してくれます。
貸出期間は一週間です。
返却は事務所の窓口かポストでもOKです。
鍵がない場合や平日に行けない場合は、近くの駐車場に止めて川まで歩くか、木曽川へ行くかの2択です。
長良川のうなぎ釣りの仕掛け
リール:2500番~4000番
ライン:6号~8号
オモリ:スパイクオモリ20号(75g)~40号(150g)
仕掛け:オーナー デカパック 糸付うなぎ・アナゴ13号~15号
長良川の流れを攻略します。
一番大事なのはオモリです。
オモリは20号でも流されます。
30号以上がおススメです。
長良川『なばなの里』側はとても流れが早いです。
オモリ30号でも流されます。
反対側の揖斐長良川か木曽川なら20号でも止まります。
ロッドとリールもオモリに合わせた物を使います。
うなぎ釣りの仕掛けを準備
『多くないか?』と思うかもしれませんが、うなぎは針が外せません。
だから、うなぎ釣りの仕掛けは多めに用意します。
針は、あらかじめサルカンをつけて段ボールや発泡スチロールなどに刺して用意しておきます。
準備しておかないと手返しが悪くなって、折角きた時合いを見逃すことになります。
簡単で強い切れないサルカンの結び方はこちら↓
長良川のうなぎ釣りで釣れる時間帯
うなぎは夜行性なので、夜に活発に動いてエサを探し回ります。
釣れる時間帯は夕方と潮止まりの2つです。
この前後1時間が釣れる時間帯です。
特に、夜中の潮止まりは狙い目です。
長良川のうなぎ釣りで釣れる月齢
これは長良川に限らずに全国的に同じです。
うなぎは暗い方が活発に動き回ってエサを探します。
逆に、明るい満月はうなぎ釣りには最悪です。
うなぎは夜行性なので明かりを嫌います。
長良川のウナギ釣りと長島スパーランドの花火
これは絶対に避けてください。
それまで釣れていたのに、花火が始まった途端釣れなくなります。
音と光のダブルパンチで釣れなくなります。
夜景は賑やかですが、釣果は寂しくなります。
花火の時間帯だけは開き直って花火を楽しむのも有りです。
長島スパーランドの花火は9月~11月まで開催されます。
見事に長良川のデカうなぎ釣りシーズンに被ってます。
ですが、花火は20時~21時で終わります。
その時間帯を外せば問題ありません。
スケジュールとしては
20時 花火開始 花火見ながらカップラーメンと食後のコーヒーを楽しむ。
21時 うなぎ釣り再開
こんな感じになります。
全国一風流で贅沢なうなぎ釣りではないでしょうか。
長良川のうなぎ釣りで釣れる潮回り
長良川でやるなら小潮、長潮、若潮を狙います。
それ以外は流され過ぎて釣りになりません。
揖斐長良川と木曽川なら中潮などでも流れが緩いので釣りをすることが出来ます。
大潮はさすがに早いです。
以前に乗った長良川~木曽川のうなぎ船の船長さんは
『うなぎは泳ぐ力が弱いから流れがない方が良い。』
とおっしゃっていました。
その時は、一晩で12本のうなぎが釣れました。
ベテラン船長さんは凄かったです。
長良川のうなぎ釣りのエサ
・カメジャコ
・ドバミミズ
これは、全国どこのうなぎにも通用します。
エサ取りが多い時はカメジャコです。
良く食い込ませてください。
エサ取りがいないならユムシが釣れます。
ユムシの場合は、気持ち早めに合わせてください。
ユムシの中身だけ取られ皮だけが残ります。
なかなか入手できませんが、ウナギ釣りではドバミミズが一番おススメです。
ドバミミズは、うなぎの釣れ方が違います。
珍しいウナギ釣りエサだとカエルやカニなどがあります。
エサの種類107種はこちら↓
長良川のうなぎの釣り方
うなぎがエサを呑み込むまでじっくり待ってください。
小さいうなぎが釣れることはないので呑み込ませても大丈夫です。
針が大きいので小さいサイズはエサだけ食べて針に掛かりません。
40㎝以上の大きいうなぎだけが釣れます。
長良川は70㎝のデカうなぎがよく釣れるので気を付けてください。
釣ったうなぎの取り込み方
針が付いたままクーラーボックスに入れて蓋をします。
糸を引っ張ってからラインを切ります。
これでOKです。
ウナギ釣りの仕掛けを予め準備しておくのも、このためです。
何故、ラインを切るのか?
デカうなぎから針を外すのは危険だからです。
手首を締められたり、指を折られそうになったり、
デカうなぎの力は半端じゃないです。
危険なので針を外すのはやめてください。
長良川のうなぎ釣りで釣果を伸ばすコツ
・流れが強すぎるなら揖斐長良川か木曽川で釣る。
・エサはミミズが最高、鮮度が良いものにすぐ交換する。
・仕掛けは20本準備しておく。
これだけやれば十分にうなぎは釣れます!
扱うロッドの本数は2本までです。
ロッドが多くても流れで仕掛けが持っていかれるので、処理しきれなくて周りにもの凄く迷惑を掛けます。
ロッドは多くても2本までが良いです。
長良川のうなぎ釣り まとめ
・秋の黄金うなぎが超美味しい。
天然物のうなぎは超高級品です。
全国どこでも美味しいですが、長良川は全国一位の長良川ブランドの天然うなぎです。
是非一度、釣って味わってみて下さい。
本当にほっぺた落ちます。
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