今回は、仕掛けチチワをご紹介します。
同じ用途でスイベルがあります。
スイベルやサルカンはとても便利です。
しかし、スイベルの弱点をご存じでしょうか?
実は、スイベルを多く使うと魚に違和感を与えてしまい、釣れなくなる。
ということです。
特に、魚よりも目が良いイカに対しては、思いっきり釣果に差がでます。
イカ釣りは、5本針や10本針の仕掛けを使います。
その針ごとに三又スイベルを使うと、まったく釣れなくなります。
実際に、隣の人はポンポン釣ってるのに、自分だけ釣れない。
そこで、三又サルカンを全部外して釣りをしてみたら、すぐに釣れ始めた。
これぐらい、スイベルというものは違和感を与えてしまいます。
そこで、仕掛けチチワの出番です。
簡単ですので慣れると10秒ぐらいで結べます。
仕掛けチチワの動画
2回~3回も練習すればすぐにできるようになります。
これで、三又スイベルいらずです。
仕掛けチチワのメリット
・輪っかの調整が簡単
・仕掛けを作るときに便利
・三又スイベルを結ぶよりも早くできる。
・スイベルよりも自然な動きで魚に違和感を与えない。
仕掛けチチワのデメリット
・スイベルの重さを利用する一部の特殊な釣りでは使えない。
仕掛けチチワの結び方
輪っかを作る。
輪っかをしっかり持って糸を重ねる。
重なっている糸を一本だけ持ち、5回巻き付ける。
巻き付けるときにコイン一個分の距離を取ると後が楽です。
真ん中のできた穴に輪っかの糸を通す。
上の輪っかは通した輪っか側の糸。チチワになる部分。
下の輪っかは5回巻き付けたときにできた穴です。
通した輪っかの糸でチチワの大きさを調整する。
左右の糸をゆっくりと引っ張る。
しっかりと締め込んで、完成!
仕掛けチチワのコツ
・輪っかをしっかりと持つ。
・5回巻き付けるときは、真ん中に穴を作るイメージでやると簡単にできる。
これで、三又スイベルは買わなくて済みます。
魚に違和感を与えずに釣れるようになるので、一石二鳥です。
本格的な仕掛けを作るときに輪っかのない釣り針を使うことが多いです。
その結び方はこちらの2つがおススメです。↓