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ガイド交換しました。100均の道具で十分できます。

ロッドのガイド交換 釣り初心者

どうも!でら釣りのはくです。

今回はガイドの交換をご紹介致します。

 

前回のナマズ釣りで、知らぬ間にガイドが無くなっていました。

そこで、今回はガイドを付けます。

 

ガイド交換は10分ほどで終わります。

とても簡単でやり方さえ分かれば誰でも出来ます。

 

それでは、さっそくご紹介させていただきます。

何故、ガイドが取れるのか

・ロッドが折れないためです。

そもそも、何故ガイドは取れてしまうのでしょうか。

それは、ロッドが折れるのを防ぐためです。

 

ガイドが、ガッチガチに硬く付いていた場合、ロッドに強い負荷がかかるとロッドが折れてしまいます。

ガイドが、一般的な強度で付いていた場合、ロッドに強い負荷が掛かってもガイドが取れるだけで済みます。

 

ロッドが折れるのか、ガイドが取れるのか、ガイドの方が遥かにマシです。

ガイドは修理できますが、ロッドは修理が不可能です。

 

ガイド交換費用は3000円程度で済みます。

自分でやれば1000円以内で済みます。

 

ガイドが取れるのは、ロッドを守るために取れます。

ガイド交換 必要な道具

釣り竿のガイド交換の道具

・ガイド
・2液性のエポキシ
・筆 平たい形がおすすめです。
・小さなカップ 調味料やお弁当の小さいカップでもOK。
・スレッド 余ったPEラインやミシン糸でもOKです。
・マスキングテープ
・カッター 丁寧にやる場合カッターの刃だけを使います。
・抜き輪 釣り糸1号~2号を輪っか状にしたもの。
・グルーの芯 なくてもOK
・釣竿を固定する台。なくてもOK。段ボールで代用可能。

これだけあれば十分です。

ガイドは、釣具屋さんへ行けばひとつ数百円で取り寄せることが出来ます。

 

2液性のエポキシは、一般的なエポキシよりも強いです。

ルアー制作にも使えるほど汎用性が高いのでおすすめです。

 

筆と小さなカップは、エポキシを塗る時に使います。

スレッドは、ガイドを固定するための糸なので絶対に必要です。

 

マスキングテープも必須です。

釣り竿の保護とガイドの仮固定に使います。

 

カッターは、残ったガイドの破片やスレッドを取り除くのと、スレッドを切るために使います。

抜き輪は、スレッドを巻く時の最後にスレッドを綺麗にしまうために使います。

 

グルーの芯と釣竿を固定する台は、なくても問題ありません。

釣竿を固定する台は、あると凄く便利です。

 

スレッドを巻く時やエポキシを塗る時など、凄く助かります。

ガイド交換 費用

・ガイド 200円
・2液性のエポキシ 100円均一
・筆 100円均一
・小さなカップ 100円均一
・スレッド 余ったPEラインでもOK。100円均一
・マスキングテープ 100円均一
・カッター 100円均一
・グルーの芯 なくてもOK 100円均一
・釣竿を固定する台 なくてもOK。段ボールで代用可能。

ガイド交換の費用は、自分でやれば合計900円+税金で1000円以内で収まります。

しかも、筆とカップ以外はまだまだ使えます。

 

一回買えば、ガイド交換を10回~20回は出来る量です。

そう考えるとかなりお得です。

 

釣り具屋さんに頼むと2週間から一ヶ月のお預かりで2000円~4000円かかります。

自分でやれば、作業は10分程度で費用は1000円以内で収まります。

 

ガイド以外は、全て100円均一です。

100円均一の道具で十分です。

 

釣具屋さんでこれらを買うと、全部で8千円~1万円はします。

釣具屋の場合、商品に『釣り専用エポキシ』というラベルや名前がついています。

 

お客さんは、それじゃなきゃダメなんだと思い込んでしまうのです。

やっぱり、釣具店さんの方が良いのかな、と思ってしまいます。

 

でも、ちょっと待ってください。

実は、釣具店で買っても100円均一で買っても、道具は同じ物です。

 

釣り具業界の場合、これらの道具を作っているメーカーがありません。

全て※OEM品です。

 

だから、あれだけ高額になってしまいます。

そして、ガイド交換などのロッドビルディング(釣竿を作る道具)は需要が少ないです。

 

更に、趣味の世界だとお金を惜しまない人が多いのも、高額になる理由のひとつです。

これらの理由から、道具の値段は高くなってしまいます。

 

お客さんは『趣味だから仕方ない』と高くても買ってしまいます。

しかし実際は、釣具屋さんの道具も100円均一の道具も同じものです。

 

実際に、店長や私自身、周りの釣り仲間たちも100円均一やホームセンターの道具で釣り竿を直していました。

100円均一にない時は、ホームセンターへ行きます。

 

釣具屋さんで釣竿の修理道具を買うことはありません。

100円均一とホームセンターの方が、釣具屋さんよりも多くの道具が高品質でお安く手に入りますから。

 

ガイド交換の道具は、100円均一とホームセンターで全く問題ありません。

ご安心ください。

 

※OEMとは、自分の会社では作らず、他の会社に依頼して全て作ってもらう商品のことです。

ガイド交換 やり方

1.掃除。ガイドのとれた場所を綺麗にする。
2.※ガイドを※ブランクに仮固定して※スレッドを巻く。エポキシを数回に分けて重ね塗りをする。
3.完成。

ガイド交換のやり方は、簡単です。

掃除してガイドを付けてエポキシで固定します。

 

これだけです。

具体的な手順は下記でご紹介致します。

 

※ガイドとは、釣竿の糸を通す部分の事です。ガイドフレームとガイドリングの2つをまとめてガイドと言います。

※ブランクとは、釣竿の芯の棒の部分のことです。この棒にガイドやグリップを付けて釣竿(ロッド)を作ります。

※スレッドとは、ガイドを固定するときに使う糸のことです。フライ(毛針)を作る時やアシストフックを作る時も使われています。

ガイドの交換 ロッドの掃除

1.ガイドがあった場所の上と下にマスキングテープを貼ってロッドを保護します。
2.ガイドが無くなった場所に残っているスレッドをカッターなどで綺麗に取り除きます。
3.完了。

まず初めに、ガイドが無くなった場所の掃除をします。

ロッドを傷付けないために、マスキングテープを予めガイドのあった場所の上と下に貼っておきます。

 

残ったスレッドをカッターで綺麗に取り除きます。

ゆっくり慎重にスレッドを剥がしていきます。

 

この時、ロッドの芯(ブランク)に傷を付けることがあるので、ご注意ください。

ガイドの交換 ガイドを仮固定する

・マスキングテープ
・グルーの芯

ガイドの仮固定は、2種類のやり方があります。

それぞれに特徴があります。

マスキングテープを使うやり方

1.マスキングテープでガイドをブランクに仮固定します。
2.この時、マスキングテープはガイドの足元を上半分だけ覆うように張ります。
3.完了。

マスキングテープを貼る時は、スレッドを巻くために半分だけガイドの足を残しておきます。

マスキングテープをガイドの足全体に貼ると、スレッドが巻けなくなるのでご注意ください。

 

軽く固定できればOKです。

このやり方だと、いつでもガイド位置の修正が出来ます。

 

ただし、ズレやすいので巻いてる時は注意が必要です。

グルーの芯を使うやり方

1.ガイドの足をライターで炙ります。
2.熱したガイドの足をグルーの芯に付けてガイドの葦に薄くグルーを付けます。そのままガイドをブランクに固定します。
3.完了。

こちらは、初めからグルーで付けるやり方です。

ただし、付ける位置がズレるともう一度ライターで炙って付け直しになります。

 

手早く、確実に付ける必要があります。

予め、先を尖らせたチョークなどで、ガイドの付ける位置を目印しておくと確実です。

 

このやり方は、一度ミスしたらまた掃除からやり直しです。

手間はかかりますが、準備すれば確実です。

 

ガイドの仮固定が苦手な人に向いています。

ガイドスレッドの巻き方

ロッドのガイド交換のスレッド

画像は、黒色のスレッドを巻いた状態です。

ガイドの上下はマスキングテープで保護しています。

抜き輪

画像は抜き輪です。

1.ブランクからガイドへとスレッド巻きます。スレッドを一周巻いてX字で交差させます。そこを押さえながらガイドの方に巻いていきます。この時、余っているスレッドはガイド側にマスキングテープで固定すると邪魔になりません。5周ほど巻いたら余ったスレッドを切ります。これでスレッドは外れません。
2.ガイドの足元はスレッドの巻く間隔を広めにして巻きます。マスキングテープの手前まで来たらマスキングテープを外します。巻き続けてガイドの根本3㎜まで来たら抜き輪を挟んで根元まで巻きます。スレッドを抜き輪に通して抜くと綺麗にスレッドが仕舞えます。余ったスレッドを切ります。
3.完了。

スレッドを巻く時、常にガイドの位置や向き、傾きをチェックします。

ここが最終チェックになります。

 

次の工程に進んだら、もうガイド位置の修正は出来ません。

しっかりとチェックします。

 

ここで難しいのは、スレッドの巻き始めガイドの足に巻き始める部分です。

巻き始めは、スレッドを張って、交差させた部分をしっかり押さえながら巻くと簡単です。

 

ガイドの足に巻き始める部分は、スレッドの巻く間隔を広くすることです。

10回~20回巻いたらスレッドを指で詰めると綺麗にガイドが巻けます。

 

スレッドの間隔を狭いままでやってしまうと、ブランクとガイドの隙間にスレッドが入り込んでしまいます。

なので、そこだけは間隔を広くすると簡単に巻くことが出来ます。

 

スレッドを多めに巻いた後、指で詰めれば綺麗になります。

ガイドスレッドの巻き方 コツ

・スレッドは常に張った状態にする。
・5周ほど巻くたびに指でスレッドを詰める。
・スレッドの巻き始めの部分は、しっかりと指で押さえながら巻く。
・ガイドの足にスレッドを巻く所は、間隔を広めにして15回ほど巻いてから後でスレッドを指で詰める。
・抜き輪はナイロンの1号~2号が細くてしなやかでおすすめです。
・スレッドの見た目を綺麗にしたい方は、カッターの刃だけを持ってスレッドを切ると綺麗に根元で切れます。

ガイドスレッドの巻き方のコツをしっかりとやれば、綺麗にガイドスレッドが巻けます。

ここさえしっかり出来れば、ガイドの耐久性はOKです。

 

スレッドの余りを雑に切ろうが、丁寧に切ろうが耐久性には関係ありません。

私は、スレッド巻きをしっかりとやっているので、スレッドを切る時は雑にハサミでやっています。

 

それで、今まで全く問題ありませんでした。

仕上がりの見た目が気になる方は、カッターの刃を使う事をおすすめします。

ガイドの交換 エポキシコーティング

エポキシコーティング1回目

画像は一回目のエポキシコーティングです。

1.2液性エポキシを1分ほど混ぜたら筆でスレッドに塗ります。
2.スレッドの上下プラス5mmぐらいを余分に塗ると耐久性が高くなります。エポキシが乾いたらまた塗ります。
3.完成。

ガイドのエポキシコーティングは、最低でも2回塗ります。

そうしないと、いくら2液性エポキシでも十分な強度が出ません。

 

私の場合、3回~4回は塗ります。

使うスレッドが細いので、エポキシを多めにしています。

ガイド交換しました まとめ

・ガイド交換は意外と簡単です。
・道具は100円均一とホームセンターで十分。
・慣れると10分で出来る。

これで、ガイド交換を完了しました。

また釣りへ行ってガンガン使っていきます。

 

もし、ガイドが取れたままの釣り竿があったら、ガイド交換してみてはいかがでしょうか。

意外と簡単で直ぐに出来ます。

 

無事に、元通りになった釣竿で釣りをすると嬉しくなります。

 

ここまで、お読み頂きありがとうございます。

それでは、よいフィッシングライフを!

 

ガイドの交換でガイドを仮固定するテープはこちら↓

・マスキングテープ

ガイド交換で使う2液性エポキシ接着剤はこちら↓

・2液性エポキシ

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