PEラインとリーダーの結び方に不安がある。
今使っているリーダーの結び方が難しくてやり辛い。
もっと簡単で強いリーダーの結び方はないの???
あります!!!
以前、ご紹介したパーフェクトノット ビミニツイストを使った結び方のひとつです。
その名もキングノットです。
あの村田基さんが考案したノットで、400㎏のマグロを釣りあげた時にも使っていた結び方です。
ということは、ほぼすべての魚で通じるということですね。
400㎏とか化け物ですね。
元々は、フロリダノットというものらしいです。
ネットで調べても、フロリダのガイドさんたちにメールで聞いても、出てきませんでした。
たぶん、ベテランのガイドさんたちに口伝手だけで伝わっているものかもしれません。
フロリダの多くのガイドさんからビミニツイストは必須だと聞きました。
リーダーの結び方は、オルブライト改やアメリカノット、ビミニツイスト同士で結ぶなど、いろいろな方法があるそうです。
話をキングノットに戻します。
『マグロ400㎏を釣る結び方』ということで身構えましたが、結び方は簡単です。
1.リーダーを8の字にする。その8の字にビミニツイストの輪っかを通す。
2.通した輪っかにリーダーを巻き付ける。
3.しっかり締め込む。完成!
やってみたら意外と簡単でした。
私は不器用なので覚えるまでに5回ほどかかりましたが、友人は3回で出来ていました。
3回も練習すれば十分だと思います。
簡単なので、一緒にやってみましょう。
キングノットの動画
最後の締め込みでPEラインの輪っかの大きさを調整していますが、
ある程度揃っていなくても、なんとか出来ました。
ただ、リーダーを巻き付けているだけなので、失敗して変な結び目ができないのも助かります。
キングノットのメリット
・簡単で結びやすい。
・揺れる船や風の強い日でも結べる。
・マグロ400㎏を釣ったという実績ある結び方。
・村田基さんが使っているという信頼感。
・リーダーを巻き付けているだけなので失敗がほとんどない。
・糸が途中でぐちゃぐちゃになっても一つ一つ締め込めばきちんと結べる。
キングノットのデメリット
・8の字に通すのにコツがいる。8の字の下から滑らせるように入れるとすんなり入る。
キングノットの結び方
リーダーで輪っかを作ります。二重止め結びをします。
輪っかに糸を2回通します。
小さい8の字を作ります。まだ締め込みません。
この時、少しだけ糸を緩めて8の字を大きくすると結ぶのが楽になります。
輪っかに糸を通します。
8の字の先端側の輪っかにPEラインを通します。
PEラインを下から滑らせるように入れるとスムーズに入ります。
通したPEラインを引き出す。指の腹で優しくこするようにすると楽に引き出せます。
引き出したPEラインを少し大きくします。
PEラインにリーダーの先端(ルアーを結ぶ側)を5回ほど巻きつけます。
リーダーだけを締め込みます。
この時、PEラインが緩んでいても気にしないでください。あとで調整します。
PEラインが、ある程度まっすぐになるように引っ張って調整します。
糸がぐちゃぐちゃにならない程度に整えたら大丈夫です。
PEラインを締め込みます。
最後にもう一度、リーダー → PEラインの順で両方を締め込んだら完成です!
キングノットのコツ
・8の字にPEラインを入れるときは、8の字の下から滑らせるように入れるとすんなり入る。
・締め込む順番は、最初にリーダー、最後にPEライン。
これでマグロ400㎏がきてもバッチリです!
私は小さいマグロすら釣ったことありません。
しかし、この結び方にはお世話になっています。簡単ですから。
他のプロが考案したノットはこちらです。
パーフェクトノットはこちらです。