どうも!でら釣りのはくです!
今回はシマノ SLX 150DCをご紹介します。
毎年、色んなベイトリールが登場しています。
かなり昔ですが、DCシリーズの登場は釣り業界に震撼が走りました。
……ですが、値段が高い、高すぎる!!!
そして、使っていくうちに、DCの精度の悪さや電子機械故の耐久性の低さが分かりました。
あれから時を経てDCは進化しました!
※注意※
アメリカのカタログから情報を引っ張り出しています。
数値に相当な誤差があります。
インチやヤードなど、なるべく置き換えています。
不思議に思う箇所が多いですが、ご了承ください。
日本で発売されたので買いました。
モデルは70XGにカスタムハンドルを付けました。
世界が認めるコスパ最強リール
DCブレーキ搭載にも関わらずそのお値段なんと$189(約2万円)です!
しかし、アメリカとカナダのみの販売になります。
シマノは日本の会社なのに、日本では発売されない。
……俗に言う『※おま国』ですね。
※『売っているけど、お前の国籍が気に入らない。』の略称です。
または『お前の国には売らない。』とも言います。
シマノ SLX 150 DC
2019年ICASTで淡水リール部門優勝したリールです。
世界一の釣りの展覧会でその部門のトップに輝きました!
凄い!さすが、シマノ!
スペック一覧
ハンドルが右のモデルです。
型番 | ギア比 | 重さoz | ベアリング | ライン容量lb-yd | 値段$ |
SLXDC150 | 6.3:1 | 7.6 | 4BB+1RB | 12/110,14/90 | $189.99 |
SLXDC150HG | 7.2:1 | 7.6 | 4BB+1RB | 12/110,14/90 | $189.99 |
SLXDC150XG | 8.2:1 | 7.6 | 4BB+1RB | 12/110,14/90 | $189.99 |
ハンドルが左のモデルです。
型番 | ギア比 | 重さoz | ベアリング | ライン容量lb-yd | 値段$ |
SLXDC151 | 6.3:1 | 7.6 | 4BB+1RB | 12/110,14/90 | $189.99 |
SLXDC151HG | 7.2:1 | 7.6 | 4BB+1RB | 12/110,14/90 | $189.99 |
SLXDC151XG | 8.2:1 | 7.6 | 4BB+1RB | 12/110,14/90 | $189.99 |
シマノ SLX 150 DCの比較
SLX150DCを各リールと比較していきます。
値段
$189になります。
$189は日本円で約2万円です。
日本で発売されているノーマルのSLXの値段はこちらです。
DCよりも高いのはなぜでしょうか。
価格帯
価格から上と下を見ます。
同じ SLX MGL 2万1000円
同じ カシータスMGL 2万1000円
下 バスワンXT 9千500円
『SLX DC』は価格破壊ではないでしょうか。
やっぱり、マーケティング的に大きく値段付けを間違えてる気がします。
アメリカのマーケットだと結構いい値段を狙ったリールになっています。
ギア比
HG(ハイギア) 7.2:1
XG(エクストラギア) 8.2:1
全て揃っています。
同じ カシータス 7.2:1
同じ SLX MGL 8.2:1
下 バスワンXT 7.2:1
『SLX DC』は上位機種よりもラインナップが豊富ですね。
日本のSLXとは同じラインナップになります。
XGなら海釣りでも使い易いので嬉しいです。
ドラグ
12LBです。
12LBを㎏に直すと約5.4㎏です。
同じ カシータス 4.5kg
同じ SLX MGL 5.5kg
下 バスワンXT 5kg
上位機種のスコーピオンと日本のノーマルSLXとほぼ同じですね。
カシータスが意外と弱いことが分かります。
重さ
7.6ozです。
7.6ozをグラムに直すと215gです。
同じ カシータス 190g
同じ SLX MGL 190g
下 バスワンXT 210g
この中では一番重くなります。
DCシリーズは総じて重くなります。
例えば、過去にはこんなDCシリーズもありました。
・カルカッタコンクエスト200DC 260g
シマノの最高級シリーズでもDCにすると20gは重くなります。
SLX DCは25g重くなっています。
これはDCシリーズの宿命です。
ですが、上位機種のスコーピオンと比べると5g差です。
215gという重さはシマノのベイトリールとしては平均です。
スプール径直(径㎜/幅mm)
SLX DC専用スプールになっています。
ノーマルSLXとは違うスプールです。
ノーマルSLXとそこまで大きな差はないはずです。
同じ カシータス 34/22
同じ SLX MGL 32/23
下 バスワンXT 34/22
ノーマルSLXはスプール径が一番小さいですが、幅はバスワンとカシータスより広いです。
これは、いろんな太さのラインを扱えるようになっているからです。
SLXはバーサタイルリールなので誰でも使い易い仕様になっています。
軽いルアーから思いルアーまで投げやすい大きさです。
ライン容量
12lb-110yd(3号-100m)
14lb-90yd(3.5号-82m)
アメリカのライン規格は日本と違うので数字も結構変わります。
ラインはアメリカの方が太くなっています。
同じ カシータス 12lb-120m,14lb-100m,16lb-85m
同じ SLX MGL 12lb-100m,14lb-90m,16lb-80m
下 バスワンXT 12lb-130m,14lb-110,16lb-100m
『SLX DC』はライン12lb(3号)が100m巻けるのでどんな釣りでも使い易くなっています。
バス釣りだけでなく他の釣りでも使い易いサイズですね。
ちなみに、アメリカの『SLX DC』のカタログには、PEラインの糸巻量も載っています。
日本のシマノのカタログにはなかったので比較できまんでした。
PEラインの使用を最初から考えてくれているのは嬉しいです。
海でもDCが使えるのは、とても心強いです。
日本のライン規格一覧表はこちら↓
巻上げ量(ハンドル一回転あたり何㎝)
HG(ハイギア) 30inch(76cm)
XG(エクストラギア) 35inch(88cm)
日本のSLXよりも少しだけ巻上げ量が多いですね。
同じ カシータス 77cm
同じ SLX MGL 82cm
下 バスワンXT 77cm
『SLX DC』が最高の巻上げ量を叩き出しています。
ただし、日本のSLXとギア比が同じなのに数値が違うのはなぜでしょうか。
アメリカと日本の測り方の違いかもしれません。
または、アメリカ人の大雑把さが出ている可能がとても高いです!!!
それに加えて、インチ(inch)だと誤差が相当大きくなります。
実際は、日本のSLXと変わらない数値だと思います。
ハンドルの長さ(㎜)
調べても書いてありませんでした。
上にあるようにギア比が同じでも巻上げ量が多い場合、ハンドルが長いと巻上げ量が多くなります。
シマノ標準の42㎜よりも長いはずです。
ただし、アメリカ人の大雑把な誤差が発生している可能性もあります。
その場合、シマノ標準規格の42㎜です。
同じ カシータス 42mm
同じ SLXMGL 42mm
下 バスワンXT 42mm
全てシマノ標準規格ですね。
ベアリング数
ローラー 1
SA-RBなのかBBなのか具体的なことは分かりませんでした。
調べてもパーツリストとかありませんでした。
アメリカの人たちはどうやってパーツを注文しているのでしょうか。
同じ カシータス SA-RB2,BB2,ローラー1
同じ SLX MGL BB4,ローラー1
下 バスワンXT SA-RB4,ローラー1
『SLX DC』は海水OKなのできちんと防錆加工がしてあります。
グリップ
I字型の樹脂グリップです。
色はマットブラックです。
一般的なタイプのグリップになります。
デザイン
日本のSLXとほぼ同じです。
『SLX DC』は日本のSLXよりもブラックとブルーのコントラストがより強調されています。
見た目がグッと引き締まったデザインになっています。
具体的にはスプール、メカニカルブレーキ、ハンドルのナットがブルーで装飾されています。
シックで落ち着いたデザインです。
これなら、40代や50代の大人が使っても似合いますね。
シマノ SLX 150 DCは買いかなしか
断然、有りです!
上の方でも書きましたが、価格破壊が起きています。
アメリカのストアを見たら売り切れで9月初旬に再入荷となっていました。
これから、アメリカとカナダのYOUTUBEなどで実釣レビューが増えます。
それを見て判断するのも有りですね。
その中のひとつ、可愛い女の子がバスボートで釣りをしながらレビューしています。
日本でも遂に発売 SLX DC↓