どうも!でら釣りのはくです。
今回は海の危険な生物 対処法と治療法をご紹介します。
海は綺麗ですが、危険な生き物がたくさんいます。
釣りをしているとよく出会います。
海水浴でも稀に出会うことがあります。
その場合、対処法と治療法を知らないと大惨事になり、最悪の場合、死亡することもあります。
そうならないためにもしっかり覚えて対策を取ってください。
危険生物に対する対処法と治療法を知っていれば問題ありません。
備えあれば患いなしです。
まずは、危険な生き物をご紹介します。
その後、対処法と治療法をご紹介します。
もし釣ってしまった時におすすめの道具を追加しました。
アカエイ
毒の種類:たんぱく毒
症状:重度の痛み、発熱、嘔吐、不安、呼吸がし辛い、アナフィラキシーショックなど死亡の可能性もある。
応急処置:棘の除去。火傷しない程度の熱い湯40度~60度に浸ける。ポイズンリムーバーで血液の除去。
釣り人がよく出会います。
危険なので無理に針を外さず、糸を切って逃がしてください。
食べる場合は、頭を長い棒で叩いて締めてから、尻尾を切り、血抜きをします。
海外では死亡事件もあります。
クロコダイルハンター、エイの一撃に倒れる https://t.co/vdFWAqZsyC
— はく@HAKU (@DeraHaku) November 21, 2019
水族館員がエイに刺されて死亡、シンガポール | ナショナルジオグラフィック日本版サイト https://t.co/H0jTfZwQyG
— はく@HAKU (@DeraHaku) November 21, 2019
海で遊泳中の男性死亡、エイが襲撃か 豪 https://t.co/1TpGvbQl66 @cnn_co_jpさんから
— はく@HAKU (@DeraHaku) November 21, 2019
オコゼ系 ハオコゼ・オニダルマオコゼ
オコゼ 引用:Pixabay
毒の種類:たんぱく毒
症状:重度の痛み、発熱、嘔吐、不安、呼吸がし辛い、アナフィラキシーショックなど死亡の可能性もある。
応急処置:棘の除去。火傷しない程度の熱い湯40度~60度に浸ける。ポイズンリムーバーで血液の除去。
釣れたら絶対に触らないでください。
危険なので糸を切って逃がしてください。
オニダルマオコゼの毒はハブよりも強く、1匹で成人男性3人分の致死量の毒を持っています。
英語でオコゼは、デーモンスティンガーと言い直訳すると悪魔の棘です。
オコゼ系の英語名は物騒な物ばかりです。
日本で死亡事件があります。
「オコゼ」に刺されダイバー男性死亡 意外な有毒海洋生物に要注意 https://t.co/BUKJFzLCsj @jcast_newsさんから
— はく@HAKU (@DeraHaku) November 21, 2019
カサゴ系 ミノカサゴ・オニカサゴ
ミノカサゴ 引用:Pixabay
毒の種類:たんぱく毒
症状:重度の痛み、発熱、嘔吐、不安、呼吸がし辛い、アナフィラキシーショックなど死亡の可能性もある。
応急処置:棘の除去。火傷しない程度の熱い湯40度~60度に浸ける。ポイズンリムーバーで血液の除去。
見た目は綺麗ですが、綺麗なバラには棘があり、綺麗な魚には毒があります。
絶対に触らないでください。
滅多に釣れませんが、海水浴場の近くに居たりします。
ゴンズイ
ゴンズイ 引用:Pixabay
毒の種類:たんぱく毒
症状:重度の痛み、発熱、嘔吐、不安、呼吸がし辛い、アナフィラキシーショックなど死亡の可能性もある。
応急処置:棘の除去。火傷しない程度の熱い湯40度~60度に浸ける。ポイズンリムーバーで血液の除去。
ゴンズイは、群れているので大漁に釣れることがあります。
ゴンズイが釣れたら、ポイントを移動するか休憩した方が良いです。
絶対に触ってはいけません。
アイゴ
トゲトゲの魚です。引用できる画像がありませんでした。
毒の種類:たんぱく毒
症状:重度の痛み、発熱、嘔吐、不安、呼吸がし辛い、アナフィラキシーショックなど死亡の可能性もある。
応急処置:棘の除去。火傷しない程度の熱い湯40度~60度に浸ける。ポイズンリムーバーで血液の除去。
アイゴもゴンズイと同じでよく群れています。
サビキ釣りで釣れることがありますが、珍しいです。
ヒレが多いのと背中の毒棘が分かりずらいので、ご注意ください。
アイゴは釣って直ぐに処理をすると美味しくいただけます。
アイゴ | 魚類 | 市場魚貝類図鑑 https://t.co/DENHyX6RZe #魚 @gyokai_zukanさんから
— はく@HAKU (@DeraHaku) November 21, 2019
オニヒトデ
ヒトデ 引用:Pixabay
画像はオニヒトデではありません。別のヒトデです。
オニヒトデはもっとトゲトゲしています。
毒の種類:たんぱく毒
症状:重度の痛み、発熱、嘔吐、不安、呼吸がし辛い、アナフィラキシーショックなど死亡の可能性もある。
応急処置:棘の除去。火傷しない程度の熱い湯40度~60度に浸ける。ポイズンリムーバーで血液の除去。
サンゴを食べる悪名高いヒトデです。
オニヒトデは、触るだけで棘が刺さるので絶対に触ってはいけません。
日本で死亡事件があります。
オニヒトデに注意を 宮古では死亡例も https://t.co/UNxGy8Uc5C
— はく@HAKU (@DeraHaku) November 21, 2019
ヒョウモンダコ
ヒョウモンダコ 引用:Pixabay
毒の種類:たんぱく毒
症状:重度の痛み、発熱、嘔吐、不安、呼吸がし辛い、アナフィラキシーショックなど死亡の可能性もある。
応急処置:棘の除去。火傷しない程度の熱い湯40度~60度に浸ける。ポイズンリムーバーで血液の除去。
フグ毒と同じ猛毒を持つタコです。
長崎大学の研究発表で更なる危険性が判明しました。
『日本産ヒョウモンダコの毒保有量と体内分布についての研究を発表』
【日本産ヒョウモンダコの毒保有量と体内分布についての研究を発表 】 https://t.co/AArYskLCFx
— はく@HAKU (@DeraHaku) November 21, 2019
ガンガゼ
ガンガゼ 引用:Pixabay
毒の種類:たんぱく毒
症状:重度の痛み、発熱、嘔吐、不安、呼吸がし辛い、アナフィラキシーショックなど死亡の可能性もある。
応急処置:棘の除去。火傷しない程度の熱い湯40度~60度に浸ける。ポイズンリムーバーで血液の除去。
ダイバースーツも貫通する強靭な棘を持っています。
もし、棘が取れない場合は、ピンセットや縫い針などで棘を取り除きます。
取り除けない棘は、ガーゼにお酢を浸けて患部に当てたまま病院へ行って取ってもらいます。
ウミヘビ
ウミヘビ 引用:Pixabay
毒の種類:たんぱく毒
症状:重度の痛み、発熱、嘔吐、不安、呼吸がし辛い、アナフィラキシーショックなど死亡の可能性もある。
応急処置:牙の除去。ポイズンリムーバーで血液の除去。
ハブよりも強い猛毒を持っています。
種類によって対処法が違うので、すぐに病院へ行きます。
幹部から毒を吸い出すなどの行為は二次感染になるので、やめましょう。
イギリスで死亡事故があります。
BBCニュース – 英男性、ウミヘビにかまれて死亡 オーストラリア https://t.co/XtFgAozLlF
— はく@HAKU (@DeraHaku) November 21, 2019
イモガイ
イモガイ 引用:Pixabay
毒の種類:たんぱく毒
症状:激しい痛み、嘔吐、発熱、全身麻痺、視力低下、体力低下による死亡の可能性もある。
応急処置:牙の除去。火傷しない程度の熱い湯40度~60度に浸ける。ポイズンリムーバーで血液の除去。
抗毒血清が存在しないので患者の体力勝負になります。
イモガイは見た目が綺麗ですが、見つけても絶対に触らないことが大事です。
クラゲ
クラゲ 引用:Pixabay
毒の種類:たんぱく毒
症状:筋肉の麻痺、呼吸がし辛い、麻痺と体力低下による死亡の可能性もある。
応急処置:触手の除去。お酢をかける。火傷しない程度の熱い湯40度~60度に浸ける。ポイズンリムーバーで液の除去。
クラゲの毒は、神経毒と溶血毒の2種類があります。
ただ、クラゲによって毒性が全然違います。
死亡事故を引き起こすものから、軽度で済むものまで様々です。
海水浴場での被害が多いです。
日本だとお盆少し前から出ます。
海釣りだといつも出会います。
沖縄にいるこわ~い生物「ハブクラゲ」 ビーチを楽しむ3つの鉄則 https://t.co/xFYvAgGI9s @Sankei_newsさんから
— はく@HAKU (@DeraHaku) November 21, 2019
クラゲ多発、被害相次ぐ 原因は不明 「とても泳げん」海水浴諦める人も https://t.co/dCq4eGywfk
— はく@HAKU (@DeraHaku) November 21, 2019
ウツボ
ウツボ 引用:Pixabay
危険生物です。
毒というよりも危険生物として紹介します。
一部、毒を持つウツボもいますが非常に稀です。
ウツボは、鋭い歯と強靭な顎で人の指など簡単に噛み切ります。
岩の隙間などにいるので、手をついた時にカブッと噛まれることがあります。
サメ
サメ 引用:Pixabay
危険生物です。
毒ではありません。
日本でもイタチザメやシュモクザメなど、人食いサメと呼ばれるサメがいます。
もし、サメを見つけたら警察や海上保安庁などへ直ぐに連絡してください。
釣り人がたまに釣ることがあるので、その時もご注意ください。
危険なので無理せず糸を切って逃がしてください。
日本で死亡事件があります。
J-STAGE Articles – 愛媛県松山市沖のホホジロザメによる死亡事故, および日本におけるサメ被害 https://t.co/pXvTMXEdC5
— はく@HAKU (@DeraHaku) November 21, 2019
海の危険な生物 対処法
・管理されている場所なら危険生物が少ない。
・看板などで危険生物の警告などがあるので、よく読んでおく。
・人が多い場所はそれだけ安全も確保されています。
・人が少ない場所へは行かない。
・釣った場合は不用意に触らない。長めのエイリアンペンチなどを使う。
・危険生物が過去に出たかどうか事前に調べておく。海外ではサメや危険生物の情報がツイッターやフェイスブク、テレビのニュースなどでもすぐに拡散されます。
・肌の露出を控える。
・生地の厚いダイバースーツやウェットスーツなどを着る。
・もし被害にあった時のために必ず応急処置セットを持っていく。しっかりとした応急処置セットをおすすめしす。
まずは、危険な生物の被害にあわないようにする方法です。
君子危うきに近寄らずです。
これだけの情報があり、注意していても被害にあうことはあります。
海の危険な生物 治療方法
・40度~60度の熱いお湯をかける。火傷する可能性がありますが、毒よりマシです。
・ポイズンリムーバーを使う。口で毒を吸い出すなどの行為は二次感染があるので止めましょう。きちんと説明を読んで練習しておいてください。
・薬を服用する。
・救急車を呼ぶ。『海の生き物の毒針に刺されました。』と言うと確実です。あとは救急隊員の指示に従ってくさい。
・治療法と病院で確実に毒を治す。
個人レベルの治療法で完全に治ることは稀です。
毒に掛かると気分が落ち込み不安になります。
それを無くすためにも必ず病院へ行ってください。
毒の治療だけでなく精神的にも安心できます。
海の危険な生物 おすすめの薬
・ステロイド系
毒に効くとされる薬はたくさんありますが、一般でも手に入り易い薬はこの2種類です。
抗ヒスタミン剤
アレルギーや風邪をひいた時に服用するお薬です。
多くの毒生物が、この系統の薬で炎症を抑えることが出来ます。
地震などの災害時などもこの系統の薬を持っておくと便利です。
いつも使っている物で構いません。
ステロイド系 合成副腎皮質ステロイド
ステロイドは、塗り薬が多いですが注射や呑み薬、吸引などもあります。
病院でお医者さんか薬局で薬剤師の方に相談して買いましょう。
人によって副作用が強く出たり出なかったりするので、きちんと相談して買いましょう。
海の危険な生物 もし釣ってしまったら
・柄の長いフィッシュグリップ
これらの道具を使って絶対に魚に触らないようにします。
最悪、ラインを切って逃がします。
無理して怪我だけはしないでください。
海の危険な生物 対処法と治療法 まとめ
・治療を行い、病院も行くと精神的にも安心できますし、確実に治ります。
毒はとても危険です。
海外では死亡事件もあります。
決して侮ってはいけない存在です。
楽しいレジャーが悲しい事件にならないように、しっかり準備しておくことが大事です。
もし被害にあっても、慌てず焦らずに治療を行い病院へ行ってください。
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