どうも!でら釣りのはくです。
ナマズがバレる理由とその対策をご紹介します。
これでバラシがなくなります。
ナマズ釣りは、本当にバラシが多い釣りです。
管理人はくも嫌になるぐらいバラしました。
久々にナマズ釣りをやると未だにバラシを連発してしまいます。
そんな時は、この内容を思い出して釣り上げています。
ナマズ釣りのバラシ原因と対策を一つずつ載せています。
もしよろしければご参考頂ければ幸いです。
それでは、さっそく行ってみましょう。
ナマズがバレる理由とは
ナマズ釣りは本当によくバレます。
しかし、ナマズがバレるのには、きちんとした理由があります。
それをひとつひとつ見て対策すれば、しっかりとバレずに釣ることが出来ます。
ナマズは、独特な習性が多く、理解し辛い箇所もあります。
そのためにも、是非、ここの内容を頭の片隅にでも置いといて頂ければ幸いです。
読んでいる時は分からなくても大丈夫です。
実際にナマズ釣りをしている時、その場面に遭遇すると一瞬で理解できるようになります。
ナマズがバレる理由とその対策
間違った対策をすると時間やお金、せっかく掛けたナマズをバラスことに繋がります。
それは本当に勿体ない事です。
ここでは、それぞれの現象、その原因と対策を載せています。
ナマズのバラシ対策のために商品を買うのは、これを見た後でも大丈夫です。
しっかりとご自身にあった対策が重要です。
それでは、一つずつご紹介させていただきます。
ナマズがバレる理由 口の硬い部分に針掛かりしたから
画像 ナマズの口の硬い部分 上あご
画像ナマズの口の硬い部分 下あご
・ナマズが掛かったと思ったらすぐにバレた。
原因
・フックサイズが小さすぎる。
対策
・フックのサイズとフックシステムを変える。
・オーナー トリプルフック ST-41TN #8を基準にする。
・フックシステムを軽くする。
ナマズには口の先に非常に硬い部分があります。
上の画像がナマズの上あごと下あごの硬い部分です。
ここは絶対にフッキングしません。
本当にビビるぐらい硬いです。
しかも、釣り針のカエシの様な突起が一杯付いています。
針が掛かる場所ではありません。
その対策として、フックのサイズかフックシステムを変えます。
フックのサイズが小さすぎると口先の硬い部分に掛かり易いです。
ここを回避するためには、オーナーのST-41TN #8を基準にします。
これを使って、ナマズのサイズに合わせて回避します。
ナマズのサイズが小さい場合、ST-41TN #10に小さくする。
これで調整が可能です。
もし口以外に掛かった場合はその対策も必要です。
下の項目にあるのでご参考頂ければ幸いです。
また、フックシステムが重すぎても口先の硬い部分に掛かります。
これは、重すぎるフックシステムがナマズの吸い込む力を邪魔するからです。
フックシステムはなるべく、軽いものがおすすめです。
具体的なフックシステムはこちらのナマズカスタムに載っています↓
ナマズがバレる理由 口以外の場所に掛かったから
・掛かったのに、寄せる途中でバレた。
原因
・フックのサイズが大きすぎる。
対策
・フックサイズを下げます。
・オーナーのST-41TN #8を基準にすれば大丈夫です。
ナマズの身体に掛かった場合に多いバラシです。
一つ上の理由と似ています。
フックサイズをナマズの大きさで変えていけば問題ありません。
ナマズの身体はヌメヌメしています。
フックが大きすぎるとそのヌメヌメで針先が滑ります。
だから、一瞬だけ掛かったようになってからバレてしまいます。
針先が鋭い時は掛かるのですが、やはり口以外の部分なのでバレやすいです。
しっかりと口に掛けることが大事になります。
ナマズがバレる理由 デスロールバラシ
・ブルブルブルという変な感触がロッドから来たらバレた。
原因
・デスロールというナマズの変な習性です。
対策
・フックシステムを取り入れる。
ライギョやうなぎ、あなごやワニと同じ※長物の変な習性です。
デスロールとは、ナマズなどの※長物が獲物に噛み付いた時にやる行為です。
獲物が逃げようと暴れると横に回転して獲物を失神させて逃げないようにします。
まるで、細長い棒が坂道を転がっていくようにクルクル回ります。
これは、捕まえた獲物を確実に仕留めるためにやる行為です。
これを釣りでやられると大変な事がおきます。
ラインブレイク、スナップ破損、ルアーの破損、全てがバラしに繋がります。
とんでもない習性です。
対策としては、フックシステムを取り入れます。
リアフックの場合、ルアーとフックの間にサルカンを入れればデスロールバラシが一気に減ります。
フロントフックの場合は、ラインとルアーの結び方をループノットにすることで対応できます。
※長物(ながもの)……身体が細長い生き物のこと。
ナマズがバレる理由 スナップの破損。
・ナマズとのやり取りの最中にいきなりスナップが壊れてルアーごと持って行かれる。
・キャスティングしたらルアーごと吹っ飛んだ。
原因
・デスロールバラシの所為です。
・ナマズ釣りの障害物の多さ。
対策
・ループノットを使う。
・クロススナップを使う。
こちらもナマズ釣りで多いバラシです。
まずは、デスロールから。
デスロールされるとオープンスナップは開いてしまいます。
これは、オープンスナップの構造上どうしても避けられません。
ヒラスズキなども同様の理由でオープンスナップは使えません。
なので、ループノットかクロススナップを使うのをおすすめします。
更に、ナマズ釣りは障害物が多い釣りでもあります。
草むらに擦れたり、水中の岩や石に当たる度に傷が入ります。
これが、スナップ破損の原因に繋がります。
スナップは隙間が多いので何かが挟まるとあっさりと壊れてしまいます。
不安な方はループノットをおすすめします。
世界一のルアーメーカーがおすすめするループノットはこちら↓
ナマズがバレる理由 フックのなまり。
・ナマズのバイトが来たのに、合わせても乗らない。
原因
・ナマズ釣りの障害物の多さ。
対策
・針先をキャスティングの度に軽くチェックする。
・フックシャープナーで細目に研ぐ。
・フック交換を細目にする。
ナマズ釣りでは非常に多い原因のひとつです。
ナマズ釣りは障害物が多く、しかも、夜釣りが多いです。
ミスキャストもフックにとっては致命的です。
針先が色んな物に触ること自体が、針先が鈍る原因になります。
対策としては、針先のチェックを細目にすることです。
フックシャープナーなどでフックを常に研ぐのも大事です。
できれば、フックは常に新品を使うことをおすすめします。
ナマズがバレる理由 フックの伸び。
・ナマズを手前まで寄せて抜き上げた時に空中でバレる。
原因
・間違った抜き上げ動作。
対策
・抜き上げ動作は勢い良く。
こちらもナマズ釣り独特のバラシです。
ナマズ釣りは抜き上げるのが一般的です。
何故なら、タモを使うと網がヌメヌメになって10回ほど洗わないと臭いもヌメヌメも取れないからです。
極力ナマズに触らないようにします。
そのためにも、抜き上げ動作が大事です。
ナマズに限らず、全ての魚を抜き上げる時は勢いよく
『せ~のっホイ!』
と勢い良く抜き上げることが大事です。
ゆっくりと抜き上げるとフックへの負担がとんでもないことになります。
簡単にフックが伸びてしまいます。
これで良くバレてしまいます。
抜き上げが綺麗に出来ないとワタワタして困ることになります。
1.魚が水面まで来たらリールを巻いて竿先と魚を出来る限り近づける。
2.リールを抑えて糸が出ないようにする。そのまま一気に抜き上げる。ラインを掴んで魚を地面につけない。
3.抜き上げ完了。
この時に注意が必要です。
弱いタックルや勢いをつけすぎるとロッドが折れたり、ルアーが壊れたり、ラインが切れたりします。
必ず余裕を持ったタックルを使った上で挑戦して頂ければ幸いです。
もし、ロッドの破損やルアーの破損をした場合も間違った抜き上げ動作になります。
何度も練習してきちんとした抜き上げを身に付けると、より釣りがスムーズになります。
是非、練習して習得して頂きたい動作のひとつです。
ナマズ釣りでタモを使ってヌメヌメになった釣行記はこちら↓
ナマズがバレる理由 ラインブレイク
・ナマズが掛かって合わせたらラインが切れた。
原因
・ナマズ釣りの障害物の多さ。
対策
・ラインチェックを細目にする。
・擦れに強いラインにする。
これもナマズ釣りでは多いバラシのひとつです。
ナマズ釣りのフィールドは障害物ばかりです。
ちょっとでも擦れたらラインに傷が入ります。
特に、最近はPEラインでナマズ釣りをする方が多いのも影響しています。
PEラインは傷に弱く、擦れに弱く、高切れし易いラインです。
なので、ナマズ釣りではおすすめしません。
ナマズ釣りでは、擦れに強く、しなやかで傷の入り難いナイロンラインがおすすめです。
トップウォーターや巻物でナマズを狙う方なら猶更ナイロンラインがおすすめです。
ナイロンラインは、もっとも魚を乗せやすいラインです。
これは、ナイロンラインの初期伸縮率に関わってきます。
そのお陰で、釣り人のミスなども綺麗にカバーしてくれます。
これほどまでに、ナマズ釣りに向いているラインは他に有りません。
お徳用で300mや600mだと安く買うことが出来るのも魅力ですね。
管理人はくは、これのお陰で財布がかなり助かっています。
おすすめのナイロンラインのサンヨーナイロンGT-R SUPERはこちら。
実際にそれを使って釣っている釣行記はこちら↓
ライン別の特徴と使い分けはこちら↓
ナマズがバレる理由 タイミングのフッキングミス
・合わせたのに掛からない。
原因
・合わせが早すぎる。
対策
・ワンテンポ待って、ロッドに重みが乗ってから合わせる。
これは、どの釣りでもよくあるタイミングの問題です。
ナマズは、しっかりとエサに噛み付くことが多い魚です。
しかし、じゃれつくだけの時も多い魚でもあります。
なので、少し待ってロッドに魚の重みが乗ってから合わせた方がよく掛かるようになります。
更に、連続でナマズが食ってきた場合にも対応できるのでおすすめです。
これには、かなりの練習が必要になります。
普段、シーバス釣りやバス釣りをやっている方は、相当ゆっくりにやらないとすっぽ抜けが多発します。
シーバスやバスと比べるとナマズは1秒以上遅くするのが丁度良いです。
焦らずに、ゆっくりと待ってから、思いっきり合わせるのが大事です。
久々にナマズ釣りをやると、すっぽ抜けが多発するのはナマズ釣りあるあるですね。
ナマズがバレる理由 ロッドのフッキングミス
・合わせたのに掛からない。
原因
・ロッドが柔らかすぎる。
対策
・合わせる時に一歩後ろへ下がる。
ナマズ専用ロッドは、グラス素材かグラスコンポジット素材で作られています。
これは、かなり柔軟な素材でナマズのバイトを絡めとります。
しかし、これが合わせが決まらない原因のひとつにもなっています。
ロッドが柔らかすぎるのです。
ナマズが食って全力でフッキングしても、力が100%伝わらず、針が刺ささりません。
柔らかいロッドは、フッキングの力すらも吸収してしまうからです。
では、どうするのか。
対策としては、合わせる時に一歩後ろへ下がりながら合わせます。
これだけで、十分に合わせの力が倍増されてフッキング率が高くなります。
ロッドを曲げただけの合わせよりも圧倒的にしっかりと針が掛かるようになります。
ナマズがバレる理由 ビックリフッキングミス
・いきなり『バフッ』と来てビックリして合わせが出来ない。
原因
・油断していた所にいきなりナマズが食ってくるから。
・夜釣りで眠気が来てるから。
対策
・ここぞというポイントでは気を張る。
・エナジードリンクなどで眠気を無くす。
これもナマズ釣りというか夜釣りに多いバラシの原因です。
いきなり『バフッ』と来られたら誰だってビックリしてフッキングミスします。
ある程度は仕方ないことです。
しかし、ここぞという釣れそうなポイントで気を張っておけば大丈夫です。
これだけでも、ビックリして何も出来なかったという事が少しだけ防げます。
あとは、夜釣りなので眠気との闘いでもありますね。
エナジードリンクや眠眠打破なども有効です。
ただ、後でリバウドが来て一気に眠くなるので注意が必要です。
ナマズがバレる理由とその対策 まとめ
・対策は自分にあったものだけをやる事が大事。
対策は大事ですが、お金を掛けなくて出来る対策で十分です。
フックやフックシステムなど消耗品の部分だけは、どうしてもお金がかかります。
仕方ない部分ですが、買い方次第でお安く出来ます。
しかし、ロッドを買い直すとかはしなくて大丈夫です。
そこまでしなくてもナマズは釣れます。
ナマズのバラシも減らせます。大丈夫です。
管理人はくは、コスパの良いロッドやリールで釣りを楽しんでいるので問題ありません。
是非とも、無駄な買い物を抑えて釣りを楽しんでください。
ここまで、お読み頂きありがとうございます。
それでは、よいフィッシングライフを!
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具体的なフックシステムはこちらのナマズカスタムに載っています↓
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ナマズ釣りでトップ祭りのはずが……↓
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