どうも!でら釣りのはくです!
今回は釣りの基本中の基本!釣り糸の選び方をご紹介します。
釣りをする上で必ず使うのが釣り糸(ライン)です。
ロッドやリールはなくても、手釣りで釣ることが出来ます。
しかし、釣り糸がないと釣りが出来ません。
人と魚を繋ぐのは釣り糸です。
ロッドでもリールでもありません。
それだけ、大事で基本です!
釣り糸は、釣具屋さんへ行くとたくさん売っています。
ですが、始めはどれを選べばいいのかよくわからないことが多いです。
私もそうでした。
釣りを始めたばかりの頃は格安ラインばっかり使っていました。
釣り糸を選ぶ時によくある悩みは
・釣り糸の種類が多すぎる!
・どれが良いかよく分からない。
・全部を試すにはお金も時間もかかるから手っ取り早く知りたい。
・自分の釣りには何が合っているのか知りたい。
という方におススメの内容です。
ここを読めば自分にあった釣り糸を選ぶことが出来ます。
釣り糸の選び方
まず最初に、釣り糸を選ぶ時に大事な事が2点あります。
・どんな釣りをするのか。
この2つさえ、きちんと決めればラインを選ぶことが出来ます。
釣り糸の号数
これで使う糸の号数(強度)が決まります。
釣り糸の号数とは
釣り糸の強さのことです。
数字が大きい方が強いです。
号数はポンド(lb)でも表示します。
例)1号(4lb)よりも2号(8lb)のほうが強い釣り糸になります。
釣り糸は、この号数(ポンド数)までなら切れません。
ポンド(lb)を㎏に変換すると分かり易いです。
例)1号(4lb=1.8㎏)の釣り糸は1.8㎏の重さまでなら切れない。
釣り糸の号数の決め方
具体的な例で見てみます。
例)アジの20㎝を釣りたい。
アジの重さは1匹150g。
重く見積もっても200gです。
魚の重さが1㎏もありません。
釣り糸は1号(4lb=1.8㎏)で十分な強さになります。
しかし、エサや仕掛けの重さ、オモリの重さも考えて
1号(4lb=1.8㎏)よりも強い2号(8lb=3.6㎏)にしておくと安心です。
アジが暴れて糸が擦れたり、アジ以外の大きな魚が掛かっても2号の釣り糸なら釣りあげる事が出来ます。
正直、号数や強度、ポンドとキロの変換などを覚えるのは大変ですよね。
なので、下に一覧表を作りました。
これを見ながら、魚の重さと比べて選ぶと便利です。
釣り糸の号数と強度の一覧表
糸の強さ(号数)を選ぶ時に見やすくしてあります。
号数 | 強度lb | 強度㎏ | 太さ㎜ |
1号 | 4lb | 1.8kg | 0.165mm |
2号 | 8lb | 3.6kg | 0.235mm |
3号 | 12lb | 5.4kg | 0.285mm |
4号 | 16lb | 7.3kg | 0.330mm |
5号 | 20lb | 9.0kg | 0.370mm |
これで号数を楽に選ぶことができます。
あとは釣り糸の種類です。
これが分かれば釣り糸を選ぶことが出来ます。
釣り糸の種類
これで釣り糸の種類が決まります。
代表的なのが3種類あります。
・フロロカーボンライン
・PEライン
このどれかから選びます。
ナイロンライン
全ての釣りに対応できます。
値段も安く、一番トラブルが少なく、扱いやすいので激しく使っても全然問題ありません。
『万能ライン』とも言われています。
フロロカーボンライン
ジギングや落とし込みに向いています。
張りとコシが強いです。
扱いにくい代わりに感度が良くなっています。
ナイロンラインよりもライントラブルが多いです。
糸自体がすごく重いのでキャスティングには向いていません。
PEライン
めっちゃルアーを飛ばしたい、重いルアーを使いたい時に使います。
とても軽く、強度も十分です。
しかし、結び難さやライントラブル、扱い辛さに関しては最悪です。
釣りに慣れていないと上手く扱えないラインです。
慣れてから使うことをおススメします。
釣り糸の種類の決め方
ラインごとの特性を踏まえて先ほどの例を使います。
例)アジの20㎝を釣りたい。サビキ釣りで釣りたい。
サビキ釣りは、何度もエサを入れ替えたり、たくさん釣れた魚を針から外したり、忙しい釣りです。
そんな時、ライントラブルが起きるとせっかくの時合い(魚の釣れる時間)を見逃してしまいます。
ですから、選ぶラインはナイロンラインになります。
ナイロンラインはトラブルがもっとも少ないラインです。
ただし、サビキ釣りは一度に2匹~3匹釣れることがあります。
魚がたくさんかかると凄い重さになります。
そして、仕掛けの重さも考えてラインは少し強めがおススメです。
今回の場合は、ナイロンラインの3号が丁度良いラインになります。
釣り糸の種類は基本的に釣り方で決まりますが、
サビキ釣りのように釣り糸の種類と号数の両方に影響を与える釣り方もあります。
このようにして釣り糸を選ぶことが出来ます。
釣り糸の選び方一覧表
ざっくりとそれぞれのラインの特性をまとめた一覧表はこちらです。
種類 | 値段 | 扱い易さ | キズに対して | 感度 | 太さ(同じ号数) |
ナイロン | 安い | とても扱い易い | とても強い | 少し良い | 細い |
フロロ | 高い | 少し難しい | 弱い | 良い | 太い |
PEライン | とても高い | とても難しい | とても弱い | とても良い (糸が張った状態のみ) | とても細い |
総合的に見るとこうなります。
2位 フロロカーボンライン
3位 PEライン
釣り糸の選び方まとめ
・種類は釣り方で使い分ける。迷ったらナイロンライン。
これで釣りたい魚に合わせて釣り糸を選ぶことが出来ます。
面倒くさがりな私はナイロンラインが大好きです!
たまに、PEラインも使います。
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