どうも!でら釣りのはくです!
今回は冬でも爆釣できるティラピア釣りをご紹介します。
冬の釣りって辛いですよね。
魚は釣れないし、寒し、体は動かないし、釣れないし。。。
それでも釣りたいのが釣り人の性です。
そんな時におススメなのがティラピア釣りです。
ティラピア釣りなら真冬でも爆釣できます!
さっそく、見ていきましょう!
ティラピアってなに?
アフリカ原産の淡水魚です。
大きさは最大で50㎝にもなります。
見た目はクロダイに似ています。
第二次世界大戦後、日本にたんぱく源として輸入されはじめました。
生物学的にはスズキ目カワスズメ科に分類されます。
ティラピアはスズキやクロダイと同じスズキ目の魚です。
和名は『カワスズメ』になります。
商品名は『イズミダイ』または『チカダイ』です。
一部のアジアでも養殖が盛んで主食となっている魚です。
中国や台湾、ベトナム、タイなどで庶民の食べ物として親しまれています。
ティラピアの種類
・モザンビークティラピア
・ジルティラピア
その他、ハイブリット個体などもあります。
日本に生息しているのはナイルティラピア、モザンビークティラピア、ジルティラピアの3種類です。
日本で食品として流通しているのはナイルティラピアです。
ナイルティラピアの味は鯛と同じです。
昔、テレビ番組で漁師さんが鯛とティラピアを食べ比べたら、違いが分からなかったという結果でした。
それだけ、おいしい魚です。
ティラピアの養殖
現在でも養殖が行われています。
私が見たことあるのは静岡県の養殖場です。
そこは管理釣り場もやっている場所で冬はティラピア釣りが人気です。
一時期、回転すしの鯛はティラピアが使われていました。
最近になって鯛の養殖が盛んになり、値段も下がったことからティラピアが使われることはありません。
ティラピアの料理
ティラピアは淡水魚なので処理が独特です。
料理をする際にお腹を内蔵ごと切り出します。
内蔵を出すのではなく、お腹の部分をごっそり切り取ります。
そうしないと身に内蔵の臭みが移ってしまい、身も臭くて食べられなくなります。
最初にお腹部分をきちんと切り分ければ大丈夫です!
その処理さえすれば、天ぷらや唐揚げ、煮物など美味しくいただけます。
ティラピアの釣り方
・ウキ(付けても付けなくてもOK!)
・オーナー フナ針 2号~5号
・小さいトップウォーター
この仕掛けで釣れます。
数釣りから大型釣りまで楽しめます。
エサ釣り
針に食パンを付けて投げるだけです。
ティラピアがいれば簡単に釣れます。
針は小さめのもので十分です。
糸付きだと楽に交換が出来るのでおススメです。
釣れなかったらすぐに移動します。
または、パンを少し撒いてあげると、どこからともなくティアピアが集まってきます。
ルアー釣り
・ヘドン ザラパピー
私が使っているのは2つです。
これだけで十分です。
ポッパーとペンシルベイトを使い分けると数釣りも出来ます。
カラーはお好きなもので構いません。
おススメは白系です。
パンの色と同じだから一番良く反応します。
橋の下や影、水の動いている場所に投げてピチャピチャやっているだけで十分釣れます。
アクションは小さく、大人しめの動きの方がよく釣れます。
ティラピアの釣れる時間帯
・日の入り~朝方の夜中
両方で釣れます。
何故か、夕方や朝焼けの時間帯はまったく釣れません。
赤い光が関係しているのでしょうか。
雨や曇りもなかなか釣れません。
晴れた日が一番釣れます。
これは水温が関係しています。
一番大事なのはティラピアのいる場所を見つけることです。
ティアピアの見つけ方
・温排水がある場所
ティラピアは熱帯地方アフリカの魚です。
なので、水温が10度を下回る場所では生きていけません。
暖かい水がある場所でしか生きていけません。
それを見つければ、ティアピアがいるかどうか、パンを撒き餌にしてチェックするだけです。
意外と全国のいろんな所にいます。
もしかすると、意外と近所の公園や川で釣れたりします。
都市型河川や小さい水路などにもティラピアはいます。
有名なのは、名古屋の荒子川(あらこがわ)です。
TVで何回も取材されている有名な川です。
日本のアマゾンやナイル川なんて言われています。
荒子川とアマゾンでアラゾンかな?
荒子川のポイント
愛知県名古屋市にある荒子川(あらこがわ)です。
かなり有名な温排水の流れる都市型河川です。
ザ鉄腕ダッシュで放送されていましたね。
荒子川の上流
画像は八田駅前の最上流部です。
荒子川の上流部は八田駅の駅前公園からポンプ場までです。
ここで一年中ティラピアが釣れます。
橋の下に40㎝以上の大型がいます。
荒子川の中流
画像は篠原ポンプ場前です。
荒子川の中流は篠原ポンプ場です。
ここはティラピアの産卵場です。
7月になるとティラピアが100匹ほど群れて泳いでいます。
一日で1000匹以上のティラピアを見る事が出来ます。
産卵するのは8月です。
40㎝を超えるティアピアに綺麗な婚姻色が出て雄雌が産卵行動をします。
ド派手な色なので散歩しながらでも、見ればすぐに分かります。
産卵中のティアピアは簡単に釣ることが出来ます。
荒子川の下流
画像は最下流部の荒子川ポンプ場になっています。
荒子川の下流部は、篠原ポンプ場から荒子川公園の荒子川ポンプ場までです。
フェニックスアイランドがあるのでフェニックスと呼ばれていたりします。
荒子川ポンプ場から海へと繋がっています。
ここは流れが緩いのでヘラブナ釣りやコイ釣りが多いです。
もちろん、ティラピアもいますが、なかなか難しいです。
荒子川の温排水
ティラピアを釣る時に超超超大事なのが温排水です。
上記の章でも書きましたが、ティラピアは10度以下では生きていけません。
暖かい場所が好きな魚です。
だから、温排水の存在は最優先事項です。
荒子川の温排水は上流にある工場からの排水と高度処理水の2種類です。
そのおかげで、上流から中流まで年間水温が10度以上を保てています。
特に、上流部が一番暖かいです。
ただ、この温排水の流れるタイミングがハッキリとしません。
上流の工場と連動している時と関係ない時があります。
私の経験から朝7時~朝10時の間が一番多いです。
気温が10前後になると荒子川から湯気が立っています。
この時間以外でも釣れますが、一番釣り易く、魚の活性が高いのがこの時間帯です。
この時間帯を狙っていくと、最初の1匹目から10匹まで入れ食いになります。
『10回投げて10匹釣れた』ということが起きます。
更に、ポッパーなどのルアーの針にパンを付けると1回で2匹釣れます。
10回投げて20匹釣れるという大爆釣になったります。
少し前ですが、温排水を止めた2014年は、1万匹以上のティラピアが死にました。
過去にも何度かありましたが、2016年から徐々にティラピアの数が戻っています。
2019年現在は、いつも通りの荒子川に戻っています。
荒子川にいる魚
荒子川はティラピアの他にも、コイやフナ、ナマズに雷魚、60㎝のブラックバスなどが釣れます。
在来種も豊富で貴重なカマツカがいたり、オイカワやウグイ、ヨシノボリ、ドジョウにボラなど、多種多様です。
その数なんと50種類以上います。
ティアピアを釣りながら他の魚も釣るのが荒子川の遊び方です。
冬でも爆釣できる釣り!まとめ
・温排水が大事。
これで冬でも釣りが楽しめます。
きちんと寒さ対策さえしていけば、かなり楽しい釣りになります。
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