どうも!でら釣りのはくです!
今回はエサ釣りの王様オキアミについてざっくりご紹介します。
オキアミはエサ釣りで必ず使います。
タイにヒラメ、サビキ釣りにハゼ、キスやアイナメなど。
ありとあらゆる釣りで使われています。
でも、意外と知らないことが多いので、少し調べてみました。
オキアミの匂いの取り方法や触ると手がかゆくなる時の対処法も必見です。
オキアミの正式名称
実はオキアミというのは総称です。
本当は数種類あってそれぞれに名前があります。
日本で販売されているオキアミは
・ツノナシオキアミ(角なしオキアミ)
・ナンキョクオキアミ(南極オキアミ)
この2種類になります。
日本ではこの2つをオキアミと呼んでいます。
オキアミの特徴
体長は3㎝~6㎝です。
プランクトンにしてはかなりデカい方です。
プランクトンの王様なだけあります。
体重は2gほど。
こちらもプランクトンではヘビー級王者。
プランクトンとは
水中をふらふら漂って泳がない生物のことです。
風の向くまま流されるままです。
オキアミの生態
オキアミは自然界のピラミッドで最底辺に位置します。
分かり易く言うと常に食べられる側です。
夏は魚や鳥、人間などに大量に消費され個体数が減ります。
しかし、冬になると産卵をして大きく回復します。
オキアミの総量は、なんと7億万トン!!!
どんどん消費しても減らない訳です。
普段は巨大な群れで集まり、その群れの大きさが数㎞に及ぶこともあります。
オキアミの生命力
特殊なエネルギー節約方法で、エサがなくても100日以上生き延びることが可能です。
飲まず食わずで100日以上は生物として凄いです。
人間なら3日でダメになります。
オキアミはその33倍以上です。
オキアミの交尾
雄が持つ精子の袋を雌の足の付け根あたりに差し込みます。
これで受精が完了します。
イカと似ていてシンプルですね。
オキアミの産卵
受精したメスは卵を海中へと放出します。あの小さい体で一度に1万個も卵を産みます。
だから、冬場でも個体数が回復するのですね。
オキアミの成長
約1年~3年で成体になります。
ノープリウス
→メタノープリウス
→カリプトピス
→フルキリア
→成体
この順番で成長していきます。
正直、名前だけ聞いても分からないです。
顕微鏡で見ないと分からない世界です。
オキアミとアミエビ
オキアミの子供がアミエビだと思っている人が多いですが、実は違います。
オキアミとアミエビは全くの別種です。
アミエビの正式名称はアキアミと言います。
サクラエビの仲間でオキアミと違いプランクトンではありません。
アキアミはオキアミよりも小型で体長は1㎝~3㎝になります。
エビの塩辛などで使われているのが、このアキアミです。
オキアミとエビ・カニ
オキアミはプランクトン。
エビ・カニは甲殻類です。
オキアミにはハサミがありません。
エビはとても小さいですが、カニのようなハサミがあります。
カニは立派はハサミがついています。
オキアミは泳げません。
エビは泳げます。
カニも泳ぎます。
ハサミと泳ぐかどうかが大きな違いです。
まとめ
オキアミってエビじゃないんですね!びっくりです。
昔、釣具屋の店員をしていた時に、上司からオキアミやエサについて色々な話をされたのを思い出しました。
まったく覚えてませんでしたが、オキアミについて調べるにつれてだんだんと思い出しました。
そうです!当時の上司は間違っていました!オキアミはエビじゃない!!!
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