どうも!でら釣りのはくです!
今回はリールの遠心ブレーキとマグネットブレーキのどちらがおススメかご紹介します。
もうひとつ、DCブレーキ(デジタルコントロール)があります。
しかし、DCブレーキは値段が高すぎます!
シマノSLX DCが日本でも販売されれば別ですが。。。
同じ値段帯で比較できないので今回はなしです。
では、早速見ていきましょう。
遠心ブレーキとは
スプールの回転数に応じて自然にブレーキが掛かるシステムです。
ウェイトブロックがブレーキを掛けます。
きれいな放物線を描くので、とても扱い易いです。
ベイトリールのブレーキシステムで一番古い伝統的なのが遠心ブレーキです。
マグネットブレーキとは
磁石の力によって常にブレーキを掛けるシステムです。
永久磁石が使われています。
軽いルアーや向かい風などで投げやすいです。
遠心ブレーキよりも新しいブレーキになります。
飛距離
遠心ブレーキ
飛距離は遠心ブレーキの方が飛びます。
ルアーが放物線の頂上あたりにきた時、
軽くサミング(親指でスプールの糸を軽く止める)をすれば、
あとは何もしなくても綺麗に飛んでいきます。
マグネットブレーキ
常にブレーキをかけているので、初速が遅く、立ち上がりも重くなります。
減速も早いです。
自転車で例えます。
・ペダルを漕ぐ前からブレーキを掛けて、止まるまでずっとブレーキをかけ続けるのがマグネットブレーキ。
どちらの自転車が乗り易いでしょうか。
ほとんどの人は前述に書いた乗り方(遠心ブレーキ)だと思います。
後述の乗り方をする人はいないと思います。
投げやすさ
遠心ブレーキ
ブレーキの掛かり方が自然なので、
癖のないキャスティングフォームが身に付きます。
力まない綺麗で楽なキャスティングになります。
マグネットブレーキ
常にブレーキが掛かっているので、遠心ブレーキに比べると癖のあるキャスティングフォームになります。
無駄に力の入るキャスティングになります。
初心者の方にはおススメできません。
軽いルアーや風の強い時は、このブレーキシステムが役に立ちます。
耐久性
遠心ブレーキ
ウェイトブロックが削れない限り使えます。
1年~2年使ってメンテナスに出す時についでに交換してもらう人が多いです。
1個100円で交換できるのでおススメです。
良いお店だとメンテナスを依頼した人には、タダで新品のウェイトブロックを交換してくれるサービスがあったりします。
マグネットブレーキ
永久磁石の磁力がある限り使うことが出来ます。
しかし、ちょいちょい壊れてブレーキが全く効かなくなります。
これは簡単に直すことが可能です。
私は過去に5万円以上の有名なマグネットブレーキのリールを使っていました。
しかし、2年ちょっとでブレーキが全く利かなくなりました。
釣りの度にメンテナスしていたのに。。。
交換以外は何をしてもダメだったので遠心ブレーキに乗り換えました。
いきなり使えなくなるのは怖いですから。
それ以来、釣りの永久磁石の寿命は2年だと思っています。
メンテナンス
遠心ブレーキ
1年~2年に1回ウェイトブロックを交換するだけです。
メンテナンスに出すついでに交換する人が多いです。
1個100円で新品に交換できます。
説明書に交換方法も書いてあります。
1個交換するのに5秒もあれば出来ます。
あとは一般的なメンテナンスで十分です。
マグネットブレーキ
ちょいちょい壊れるので、こまめにメンテナンスが必要です。
すぐに直りますが、釣りの最中とかだと無理です。
交換は簡単です。
ブレーキを入れ替えるだけです。
5個300円とかで磁石を買えます。
ちょいちょい壊れる時の直し方は簡単です。
マグネットブレーキが全く効かなくなります。
これはマグネットブレーキを固定している部分が外れるからです。
マグネットの位置をきちんと戻してやれば今まで通り使えます。
その時一緒に、ゴミや接着剤のカスがブレーキ内部に貯まるのでこれも綺麗に掃除します。
おススメは?
遠心ブレーキ
初心者やまったり釣りがしたい方
綺麗なキャスティングフォームを身に着けたい方
遠心ブレーキがおススメです。
マグネットブレーキ
軽いルアーをベイトで投げたい方
風の強い時でも普段と同じ飛距離を出したい方
中級者や上級者、トーナメントなどをする方
マグネットブレーキがおススメです。
遠心ブレーキとマグネットブレーキのおススメ まとめ
マグネットブレーキは軽いルアーや風が強い時などベテラン向け。
私は遠心ブレーキを最初に買い3年使った後、マグネットを10年ほど使いました。
今は遠心ブレーキに戻って4年経っています。
遠心ブレーキは楽です!
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