どうも!でら釣りのはくです。
今回は釣りのゲン担ぎやジンクスをご紹介します。
魚を釣りたいからやる人もいますし、気合を入れるためにやる人もいます。
多くの釣り人がやっていますが、独特で面白いものばかりです。
漁師さんから伝わったものもあります。
まずは、ゲン担ぎの意味からご紹介します。
ゲン担ぎとは
験を担ぐ、ゲン担ぎとも言います。
色んな物事に対して何か行動や道具を使い、良い結果が出た事を繰り返し行い、良い結果を呼び込むこと。
験を担ぐとは、成功や良い結果を願ってやる行動です。
ジンクスとは
ゲン担ぎを英語で言うとジンクスになります。
良いことや悪いことの言い伝えです。
縁起を担ぐ対象になります。
実際にどれぐらいの人がゲン担ぎやジンクスをやっているのか
実際にゲン担ぎをやっている人は60%~70%です。
昔、釣りニュースなどの雑誌アンケートでは70%とか書いてありました。
私が釣具屋の店員をやっていた時のアンケートでは60%ほどでした。
釣りにハマっている人ほど、強烈なゲン担ぎをしているイメージです。
釣りのゲン担ぎやジンクス 具体的なもの
・船に乗る時は、前日の寝る前に前転をすると酔わない。
・コンビニでホットスナックを食べる。
・エナジードリンクを飲む。
・チョコを食べる。
・釣り場に立つときは海に向かって自己紹介してから釣り始める。
・締める用の包丁を研がないと釣れる。
・初めて魚を釣ったルアーは、鍵のストラップにして持っていくと釣れる。
・目立たない服を着て魚から見え難くする。
・赤いパンツを履くと釣れる。
・お気に入りの腕時計をつけると釣れる。
・お気に入りのインナーや靴下を履く。
・足音を立てない。
・エサ代はケチらない。
・いつも同じルアーから釣り始める。
・タモを忘れると釣れる。
・クーラーボックスを忘れると釣れる。
・置き竿にすると釣れる。
・相性の良い船宿さんを見つける。
・レンタルタックルを使うと釣れる。
・船の釣り座は最後に選ぶと釣れる場所に当たる。
・殺気を出さない。
・鳥がたくさんいると釣れる。
・スマホを弄っていると釣れる。
・缶コーヒーで一服すると釣れる。
・マナーの良い客がいると釣れる。
・立ち寄った釣り具屋さんの愛想が良いと釣れる。
・前日や当日にかつ丼を食べる。
・釣り場のゴミ拾いをすると魚が釣れる。
・初詣の時に大漁祈願をする。
どれも独特で面白いです。
私も願掛けというかジンクスがあります。
それは『ゴミ袋や釣り糸回収器を持っていくと釣れる。』というものです。
釣りで釣れないジンクス
・デカいクーラーボックスを持っていく。
・タモを持っていくと釣れない。
・家族や友人に『魚釣ってくる』宣言をすると釣れない。
・ボラがポンポン跳ねていると釣れない。
・釣具屋さんの態度が悪いと釣れない。
・マナーの悪い客がいると釣れない。
・雨男と一緒に行くと釣りが出来ない。
心当たりが多すぎます。
雨男はしょうがないです。笑
釣りで縁起の悪いもの
・バナナ
・仏滅や赤口
・13日の金曜日
・漁師さんのことわざ
・鶏
これら全て釣りでは縁起の悪いものです。
少しでも気になるなら避けるのが吉です。
梅干し あたらない
お弁当の腐敗を遅らせる抗菌作用
食あたりを防ぐことから『アタラない=魚からのアタリがない=釣れない』
という、言葉を連想する説です。
梅干し 恵比寿様
釣りの神様として有名な恵比寿様ですが、実は酸っぱいものが苦手です。
なので、梅干しの酸っぱさが釣りの神様から嫌われて魚が釣れなくなると言います。
梅干し 梅の花
学問の神である菅原道真の歌も有名な話です。
『東風吹かば 匂ひをこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ』
この中に出てくる東風(こち)とは、漁師さんたちの間では魚が釣れない風のことです。
東風が吹くと西に低気圧がある状態で、海が荒れる前触れとなっています。
もう一つ、歌の中に出てくる梅の花ですが、この東風と結びついて人々に伝わった結果
『東風=梅の花=釣れない』
と伝言ゲームのように勘違いされて広まりました。
梅干し 素網 素で帰る
漁師さんならではの理由がこちらです。
梅干しを食べると酸っぱい味がします。
『すを引く=素網を引く』
素網とは何も入っていない網のことです。
これを連想させるから酢が入ったものを絶対に船にのせないそうです。
あと、『素で帰る=手ぶらで帰る』も連想させるので良くないです。
バナナ
昔、船に冷蔵庫のない大航海時代に腐り易いバナナは向かない食材でした。
最悪の場合、他の食材までも腐らせてしまいます。
そして、バナナについた虫が感染症を引き起こしたりしました。
このように、様々な不吉なことがあったのでバナナを避けるようになりました。
『バナナ=不吉』というのがアメリカやイギリスでは残っています。
アメリカのバス釣りガイド船に乗ってバナナを食べていたら、ガイドさんからめっちゃ怒られたっていう話をよく聞きます。
仏滅や赤口
こちらも気にする人が多いです。
私も熱心な仏教徒ではありませんが、気にするときがあります。
正月やお盆は釣りを控えています。
13日の金曜日
キリスト教ではないけど、縁起が悪いから避ける人が多いです。
漁師さんのことわざ 板子一枚下は地獄
昔から、漁師さんのことわざで『板子一枚下は地獄』と言います。
海に落ちたら地獄というところで仕事をしています。
漁師さんは常に死と隣り合わせです。
だから、少しでも気になることを避けたり、昔からの言い伝えを守ります。
命が掛かっているから当然ですね。
恵比寿様 鶏と浮気はダメ
この伝承は、島根県松江市美保神社に残っている話です。
遥か昔、日本昔話のようなものがあります。
恵比寿様の美保神社には妻がいた。
しかし、そこから10㎞ほど離れた場所である場所に愛人の三嶋溝杭姫命(みしまみぞくいひめのみこと)がいました。
毎晩、恵比寿様は愛人のもとへ船を漕いで通っていました。
朝になり鶏の鳴き声を聞いたら、自宅へ船を漕いで帰る生活です。
ある時、真夜中に鶏が鳴いたので急いで帰る準備をしたら船のオールを落っことしてしまった。
仕方なく、自分の足で漕いで進んだがサメに噛まれてしまう。
それ以来、恵比寿様は足が不自由になります。
なんとか岸にたどり着いた時、鶏が正確に鳴くのを聞いて恵比寿様は怒り狂います。
これが元で恵比寿様は鶏嫌いと言われています。
鶏というより、浮気はダメという話です。
釣りのゲン担ぎやジンクス まとめ
・漁師さんは用心深い。
まさに、十人十色です。
調べていて本当に面白かったです。
細かいものから大雑把なものまで、たくさんあります。
まさか、釣りの神様である恵比寿様が浮気してサメに噛まれていたなんて知りませんでした。
釣れない時は、ここにあることを実践すれば爆釣間違いなしですね。
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