どうも!でら釣りのはくです。
今回はワームのずれ防止ベスト10をご紹介いたします。
ワームは、川や湖、海など色んな場所で使われています。
しかし、ワーム釣りには問題点があります。
それは、ワーム釣りをしていると必ずおきるワームのずれです。
ワームがずれたままだと、魚は違和感を感じて釣れません。
しかし、魚が食ってきた時や障害物に引っ掛かった時、激しく使ってもワームがズレたり裂けたりします。
その度に、直したりワームを付け直すのは、正直面倒くさいです。
釣りのリズムや集中力が乱されますし、ワームの消耗も激しくなります。
折角、魚が食ってきたのにワームのずれのせいで、針に掛からないこともあります。
それら全てを解決して、快適にたくさんの魚を釣るためにもワームのずれ防止は必要です。
ここには、私が実際に試して効果のあったものだけを載せています。
市販品と自作のものがあります。
それでは、さっそくご紹介させていただきます。
ワームのずれ防止とは
ジグヘッドやラバージグなどは、ワームキーパーやフックキーパーと言われる部分で、ワームをずれないようにしています。
市販品を使うのも有りです。
ワームのずれ防止はちょっとした工夫でも出来ます。
ワームのずれ防止 条件
・ワームの寿命を長くする。
・安くて簡単に出来る。
この3つが、ワームのずれ防止に必要な条件です。
フッキングを良くするのは必須です。
これを無くしたら本末転倒ですから。
あと、ワームはずれる度に傷付き、裂けていきます。
ワームのずれ防止をすることによって、ワームが無駄に傷つかなくなり、結果的にワームの寿命が延びます。
そして、出来ればワームのずれ防止は、安くて簡単な工夫で済ましたいです。
高いと気軽に使えませんし、難しいと誰にも出来ませんから。
ご紹介する方法は、どれも簡単ですのでご安心ください。
ワームのずれ防止 ケン付き針
ケン付き針は、元々海のエサ釣りでエサがずれないように開発された針です。
これは、ワーム釣りのずれ防止でも効果を発揮します。
この針は、全然ワームがズレません。
東京のアイランドクルーズという、村田基さんがおすすめするルアー船では、クロダイの落とし込み釣りで必ずこの針を使います。
ワームのずれ防止 スナップ
これは、以前ご紹介したノーシンカーリグでよく使われるテクニックです。
針のラインアイまでワームを通すものなら、どれでも使えます。
スナップは、多くの人が使っているので手軽にできるワームのずれ防止のひとつです。
ワームのずれ防止 バネ型
英語では、ヒッチやヒッチハイカーと言います。
ストレートフックやスイミングフックなどで、使われるバネ型のワームのずれ防止です。
かなり強力で滅多にずれません。
しかも、根掛かりしてラインが切れるまで何回でも使えます。
他のフックに付け替えたりすれば、オフセットフックやストレートフックがスイミングフックにもなります。
その場合、ガン玉をフックのベンド部分に付けてあげると泳ぎとフォール姿勢が安定します。
何回でも使えるので、8個で300円は安いです。
私の場合、未だに3年前に買ったやつを使っています。
そもそも、根掛かりし難い釣り方で使うので全然減りません。
ワームのずれ防止 フロリダシンカー型
プラスチック製の透明なフロリダリグタイプのシンカーです。
テキサスリグ用シンカーにバネが付いています。
これが、ワームのずれ防止と障害物回避率を劇的に高めます。
更に、重さが1g程度なのでワームの動きを邪魔せず、ノーシンカーリグと同じ使い方が出来ます。
バス釣りファンの方で、これを知らない方はいないでしょう。
BASSやFLWで何度もウィニングルアーになったスキニーディッパーに使われたものです。
多くの選手が、PEラインにナイロンリーダーを結び、ホローポイントにスキニーディッパーを付けて大会で優勝しました。
上位10人全員が同じ釣り方だったときは笑いました。
そして、ホローポイントとスキニーディッパーの会社は、三日三晩プロからの注文電話が鳴りやまなかったそうです。
その時、担当者がフェイスブックで嬉しい悲鳴を上げていました。
あまりにも売れるためパッケージが間に合わず、段ボールにそのまま詰めて送っていました。
ホローポイントは、スキニーディッパーと共に有名になりました。
ワームのずれ防止 瞬間接着剤
液体タイプの瞬間接着剤は、水に浸けると一瞬で固まります。
しかし、デメリットもあります。
ワームの交換が出来ないことです。
ワームを外そうとすると、一気にワームが裂けます。
ジェル状の瞬間接着剤ならワームの交換も出来るのですが、使っているとワームがずれます。
アジングやメバリングなど、ワームをつけっぱなしにするなら問題ありません。
ワームのずれ防止 結びコブ
お手軽なのに、ワームのずれ防止に役立ってくれます。
ラインを結んだ時に出た余ったラインで出来るので、一番簡単です。
ワームのずれ防止 ゴム管
デプス(deps)という日本のバス釣りメーカーが、黒いゴム管をワームを抑えるストッパーとして販売していました。
9㎝のゴム管を3㎜に切ったものが300円です。
一般的なゴム管で十分です。
一般的なゴム管は、釣具屋さんで20㎝50円~80円で売っています。
このやり方は、レーベルポップR P40アシストフックカスタムでもやっています。
ワームのずれ防止 針金
1.芯棒に針金を刺してから180度曲げます。
2.芯棒に2回~3回巻き付けます。余った部分を切ります。
3.完成。
これは、細めのクリップや0.4㎜~0.6㎜のステンレス針金で自作できます。
コツは、ボールペンの芯など細くて硬い芯棒を使うことです。
慣れれば1個1分で作れます。
100円均一のクリップで十分です。
ワームのずれ防止 くの字刺し・V字刺し
こうすると、針がくの字または、V字になりズレなくなります。
マス針やワッキーフックなどで使います。
ネコリグでくの字刺しをするとずれ難くなります。
ネコリグの作り方 動画付き↓
ワームのずれ防止 オフセットフックの深刺し
これだけです。
これで、ずれ難くなります。
一般的には、オフセットフックにワームを付ける時、最後に針先を出してから薄皮一枚だけ刺し直します。
しかし、ズレます。
このやり方は、針とワームの摩擦が増えるのでズレにくくなります。
更に、障害物回避率も上がります。
一番簡単なやり方です。
その代わり、他のやり方よりも効果は薄いです。
ワームのずれ防止ベスト10 まとめ
・きちんと使えばワームの節約にもなります。
ワーム釣りは、ワームの消耗が激しい釣りです。
釣果に影響が出ない程度に節約できる事に越したことはありません。
もっと消耗の激しいエサ釣りではこんな言葉があります。
『一匹のエサを長く大事に使えるのが釣り上手。』
今回のご紹介した内容で、少しでも釣りが快適になれば幸いです。
ノーシンカーリグの付け方 動画付き↓
ネコリグの作り方 動画付き↓
ウォーターグレムリンの重さ一覧表↓
ガン玉やオモリの重さや号数をグラムに換算した一覧表↓
フックの種類一覧表↓
レーベルポップR P40アシストフックカスタム↓