韓国でよく使われているリグ(仕掛け)のひとつです。
2019年5月頃、アメリカのトーナメントで日本の深江真一プロが使ってアメリカで有名になりましたね。
釣りガールYoutuberのjjung(ジェイ・ジャング)さんもこれでデカバスを釣ってます。
先日の最新動画の最後にフリーリグで釣ってます。いいバスでした。
フリーリグとは
ドロップショットリグ(日本語で胴付き仕掛け。針の下にオモリを付ける仕掛け。)の派生です。
直リグ※1や東京リグ※2の仲間になります。
※1 直リグ(画像左) フック(釣り針)の糸を結ぶ部分にオモリを直接つけるリグ(仕掛け)のこと。
※2 東京リグ(画像右) アメリカのバスプロ マイクアイコネリが考案。直リグにリーダーワイヤーを付けてフックとシンカーの距離を離すことでフッキング(魚が掛かること)を良くしたリグ。
フリーリグの作り方
ドロップショットシンカー(輪っかの付いたおもり)を先にラインに通してからフック(釣り針)を結ぶだけ。
オモリが自由に動くから、フリーリグと呼ばれています。
フリーリグのメリット
・投げるときにオモリがワームと一緒になって飛んでいくのでよく飛ぶ。
・着水と同時にオモリだけが先に沈んでワームは後からゆっくり沈む。
・フリーフォールに近いストレートフォール(真っすぐ自然に底に沈むこと)ができる。真っすぐ沈むので障害物にぴったり落とせる。
・フィネスフィッシングの基本ノーシンカーアピールができる。ノーシンカーとは、仕掛けにオモリを付けない状態のこと。
・ベイトリールを使ってもストレートフォールができる。
・スピニングリールが最も使いやすい。
フリーリグのデメリット
・ラバージグやジグヘッドと同じようにバレやすい。魚がかかるとフックとシンカー、魚の掛かっている場所の3点でテコの原理が働き針が外れる。
フリーリグの基本的な使い方
1.キャスティングするときにラインスラックを多めに出す。フリーフォールをさせるためにラインスラックが多めに必要。
2.オモリが底に着くまで糸を張らない。オモリがそこに着いた時からワームがノーシンカーになりバスにアピールする。フィネスフィッシングの基本であるノーシンカーアピールができる。
3.あとは底をズルズル引いたり、巻いたり、好きなようにアクションさせる。
深江真一さんのセッティング
ワーム:スイミングセンコー 5インチ
フック:がまかつ Gフィネス ハイブリットワームフック(オフセットのワイドゲイプフック) #4/0
オモリ:タングステン ドロップショットシンカー
フリーリグはどこでどんな状況で使うのか
どこで使っても問題ありません。
ただ、魚が障害物にぴったり張り付いているような時に効果を発揮します。
フリーリグのストレートフォールの見せどころです。
ラバージグやテキサスリグでは、ストレートフォールは出来ません。
フリーリグのコツ
・ロッドはなるべく振り回さない。これでバレるのを防ぐことができます。
・できる限り軽いオモリでやる。テコの原理とフリーフォールを長くさせるためです。
ジカリグや東京リグ、サステキよりも使いやすいです。
それと、仕掛けを作るのも簡単です。
ペグなしテキサスとドロップショットの良いとこ取りな感じがします。
釣りガールのJJungもフリーリグでデカバスを釣っています。
そんな釣りガールJJungさんの紹介はこちら↓
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