どうも!でら釣りのはくです!
FLW CUP LAKE HAMILTON Day3です!
当日は、Day1、Day2の夜更かしのせいでめちゃくちゃ早く寝てしまいました!
おじいちゃんか!ってぐらい早寝早起きでした。。。
さっそく見ていきましょう!
Day1&Day2のまとめは後編になります。
FLW CUP LAKE HAMILTON Day3 FINAL
今日で最後です!
一日の流れを追っていきます!
朝一~am11
am8時スタートです!
選手が一斉にポイントへとボートを走らせます!
今日も霧が濃いですね。
Day1とDay2に引き続き濃霧です。
アーカンソー州のホットスプリング市は曇りの多い地域です。
今日も天気はどんよりしています。
以前、予想していた記事はこちら↓
ふと気になったのですが、FLWはレンジャーボートがスポンサーなのに、バスキャットのボートに乗っている人もいますね。
バスキャットのボートはおしゃれだからすぐに分かります。
ブライアンスイフト選手
Day1&Day2で一位通過という凄すぎる選手です!
朝からやってくれました!!!
8:08 5匹のリミット達成です!!!……は!?マジかよ。。。
8分で5匹釣っちゃったのか。
画面の前で思わず『はぁ⁉』と言っちゃいました。
しかも、バスが水面から飛び出てトップウォーターを襲っています!
まだ一部の選手は移動中です。
これは優勝に王手がかかりましたね。
使っているのはトップウォーター。フェザー付きのペンシルベイトでラトル入りです。
リアクションイノベーションズ ヴィクセンです。
トレブルフックが三本の大型ペンシルです。
カラーはチャートリュースシャイナー。
テールフックにフェザーを巻いています。
狙っている魚はスクールしている魚。
朝一でご飯を食べにエサを探している魚です。
狙っている場所は、風が当たるシャローフラット。
ボートドッグやボートランプ、昇降用スロープのあるワンドですね。
しかも、会場の近くです。笑
お客さんも皆が見ています!
車から道路の路肩に車を止めて、ボートを出して選手の後ろから、皆さん見ています。
車は7台、ボートは10艇近く、かなりの人数です。
みんな、スマホや望遠カメラです。
凄いプレッシャーです。
少しトラブルがありました。
ブライアン選手はそれを見てすぐに治療に取り掛かります。
傷口に炭酸飲料をかけて、魚の口の中にも入れて飲ませています。
これで出血が止まり、感染症なども防ぐことが出来ます。
更に、出血しすぎて気を失っている魚の気付にもなります。
あと、十分過ぎるほどの栄養補給にもなります。
使う炭酸飲料は、コーラやマウンテンデューなどでOK!
人間で言うと、絆創膏や点滴、AEDになります。
この対処法は勉強になりました。
アメリカでは一般的なやり方でYOUTUBE LIVEのコメント欄でも当たり前のように答えている人が多いです。
知らない人もいましたが、少ないですね。
カイルウォルター選手
昨日、クランクベイトでワンキャストツーフィッシュで7lbを一気に釣った人です。
朝一にスピニングのドロップショットで一匹釣っています。
ワームはロボ6インチ パープル系のカラー。
沖のディープでブラッシュパイルを釣っています。
太陽が出てきたタイミングでもう一匹追加しています。
今度はテキサスのリボンテールワーム8インチ~10インチはあります。
カラーは赤系、プラム。
8:15までに2匹です。順調ですね。
ブライアンスイフト選手
勢いが止まらないです!
ガンガンいいサイズと交換してウェイトを上げてます。
多くの選手がフィネスをやるのに、一人だけトップウォーターという強い釣り。
Day1とDay2の上位選手たちはブライアン選手以外、相当手こずっています。
スコットマーティン選手もダコタエベアー選手もまだ0匹です。
上位陣はジョセフ選手以外、みんな南の会場に近いエリアに集まっています。
ジェレミーロイヤー選手
9:20 すでに一匹釣っています。
朝一でトラブルがありました!今日はトラブルが多いです。
スピニングを使っていて根掛かりかと思い外そうとします。
しかし、根掛かりが外れる時にデカいバスが掛かったと思ったら
ロッドがグリップの前あたりから綺麗に折れました。
しかし、ラインが切れていなかったのが幸いです。
上がってきたのは見事なナイスバス!お見事!
『どうだ!みたか!!』
とジェレミー選手も興奮気味。
カメラマン兼大会スタッフもスタジオもビックリ!
『ヘイ…ヘイ…ヘイ…オーウマイガッ!』
『ハハハ、イェイ!グッドサイズ!』
とボートの上で二人とも大興奮!
転んでもただは起きぬという出来事でした。
デカバスにロッドをへし折られるという珍しい事件。
このメーカー大丈夫かな。
調べてみたら、メーカーはLEW’Sでした。
一応、老舗なのですが、セントクロイやジールーミスの影に隠れていますね。
安くて、良いものを作るメーカーです。
ここで9:40を迎えます。
リミット達成したのはブライアンスイフト選手のみ!
次点2匹釣ったカイルウォルター選手とオウスティンフェリックス選手です。
まだ始まって2時間程度ですが、大きく差が開いています。
Day1とDay2に比べて更にタフな状況になっています。
ブライアンスイフト選手は逃げ切れるのでしょうか。
ジェレミーロイヤー選手
10:30 一匹追加かと思いきや、ネットインの瞬間にバラしてしまいます。
しかし、すぐに一匹釣って失敗をリカバー。
釣ったリグはスピニングのドロップショットです。
マンションから見ていたお客さんも声援を送っています。
それにこたえるジェレミーロイヤー選手も優しいです。
ダコタエベアー選手
10:32 ようやく一匹目です!
しかも、良いサイズ!真っ黒い日焼けバスです。
使っているワームはストレートワームのオフセットスタイルです。
スピニングでオーバーハングにガンガン投げ入れています。
かなり若い選手ですが、ベスト10入りする実力者です。
ここでスタジオに移ります!
ゲストはエリックジャクソン選手です!
大ベテランの選手です。
最近アメリカで流行りのカヤックフィシングについて質問に答えています。
あのアイクさんもやっているカヤックフィシング。
初心者でもお手軽に安く始める事が出来るのが魅力です。
ボート免許もいりません。
小さい子供でも出来ます。
エリックジャクソン選手も子供の頃から親に連れられてやっていたそうです。
ここで11時を迎え前半戦が終わります。
圧倒的なのはブライアンスイフト選手です。
ジェレミーロイヤー選手やダコタエベアー選手もいるので油断はできません。
ここから始まる後半戦はどうなるのでしょうか。
期待が高まります。
am11~終了
スコットマーティン選手
11:11 ここでようやく一匹目です!
昨日と同じでボートドッグをワッキースタイルで狙っています。
かなり苦しい状況です。
スタジオでエリックジャクソン選手がユニフォームを披露
赤いつなぎとテンガロンハットです。
皆に披露してくれと言われデスクの上に立たされています。(笑
その後も各選手の狙いや釣り方を解説しています。
親切で丁寧な方です。
スコットマーティン選手
12:11 ここで一匹追加です!
しかもトップウォーターです!
釣った場所はシャローから倒木が張り出ている場所です。
そこをトップウォーターで探っています。
8lbのビッグバスを見つけたようですが、パイクかもしれないとのことで諦めました。
実は先ほどまでパイクばかりが釣れていたのです。
少し沖にポイントを変えて
12:18 もう一匹追加です!
ビッグサイズとは言いませんが、良いサイズです。
ここでスコットマーティン選手のカメラにトラブルが発生!
映像が止まりました。
別の選手へと映像が切り替わります。
スタジオではバンドが入り、音のチェックをしています。
カイルウォルター選手
12:25 リミット達成しています。
沖のディープにあるブラッシュパイルです。
釣り方はディープクランクです。
チェックした後は直ぐに移動されています。
ビッグバスが釣れるポイントを転々とする作戦でしょうか。
ジェレミーロイヤー選手
12:30 一匹追加です!
これで4匹目になります!
釣り方は変わらずスピニングのドロップショットです。
ワームはZOOMのトリックワーム パープル系。
12:48 この時点での順位です。
一位はブライアンスイフト選手
二位はカイルウォルター選手
三位はジェレミーロイヤー選手
あと1時間しかありません。
ブライアンスイフト選手の独走なるか。
はたまた、カイルウォルター選手とジェレミーロイヤー選手が逆転優勝なるか。
ラストスパートです。
カイルウォルター選手
ピンポイントだけ攻めて移動、攻めて移動を繰り返していますね。
すごいスピード感です。
これがプロの速さなんですね。
ブライアンスイフト選手
13:05 一匹入れ替えになりそうなサイズが釣れます。
しかし、針が呑まれてしまいます。
ドロップショットなので、フックが小さく見つけずらいみたいです。
大丈夫でしょうか?結構な量の出血がありました。
13:33 バスを一匹釣りますが、サイズが小さい。
入れ替えならず。
ジェレミーロイヤー選手
13:43 5匹目を追加でリミット達成です。
釣り方は変わらずスピニングのドロップショットです。
ワームはZOOMのストレートワーム トリックワーム。
スコットマーティン選手
13:55 一匹追加です!
ようやく4匹目です。
Day1&Day2で攻めたボートドッグを釣っています。
釣り方も同じスピニングでストレートワームのワッキースタイルです。
ここで終了です!
FLW CUP LAKE HAMILTON 優勝
特設会場の真ん中にあるステージで計測が行われます。
カイルウォルター選手が計測を終えました。
ブライアンスイフト選手が勝つには5lbが必要です。
観客が見守る中、ブライアンスイフト選手が一匹ずつ出して計測していきます。
3匹を出したところで4匹目、5匹目があればブライアンスイフト選手の優勝になります!
運命の時です。
ブライアンスイフト選手が一気に4匹目と5匹目を計測バッグから出しました!
ブライアンスイフト選手の優勝です!
おめでとうございます!!!
ブライアンスイフト選手の奥さんと子供がステージに呼ばれます。
盛大な拍手と歓声、紙吹雪や花火の演出が優勝を彩ります。
トロフィーを持ち上げるブライアンスイフト選手。
本当に格好いいです!
優勝賞金の大きいプラカードを渡されそれも掲げます。
優勝賞金は$300,000です。
日本円で約3100万円です。
大会運営からお祝いの言葉が送られます。
最後にもう一度、激しい歓声と紙吹雪が舞います。
お客さんもスタンディングオベーションでブライアンスイフト選手を祝っています。
奥さんも赤ちゃんを抱きながら涙を流していらっしゃいます。
優勝インタビューでブライアンスイフト選手は奥さんのサポートへの感謝や家族への感謝を述べています。
本人も涙目です。
奥さんも
『13年かかりました。こんな日がくるなんて信じられなかった。』
『神が与えて下さった祝福です。彼の努力を知っています。彼の過去を知っています。』
『全てのことに感謝です。』
と素晴らしいコメントです。
会場からも奥さんの言葉に歓声があがります。
司会者も涙ながらにしゃべっています。
そして、クランクを引き切ったシーンにブライアンスイフト選手の解説が入ります。
バス以外が釣れた時でも、自分を信じた。
この言葉と自信が結果につながったのですね。
素晴らしいです。
ここで司会者がブライアンスイフト選手の完璧主義っぷりを紹介します。
ボートのフロントデッキに2インチずつ隙間のある服の棚があるそうです。
そこに一着ずつ服を仕舞っているそうです。
収納まで完璧です。
常に最善を尽くして完璧を求めてきたブライアンスイフト選手だから優勝できたのでしょう。
ブライアンスイフト選手がスポンサーや多くの関係者に向けての言葉で締めくくられます。
ブライアンスイフト選手 本当におめでとうございます!!!
FLW CUP LAKE HAMILTON 結果
順位はこのようになりました。
1、ブライアンスイフト選手
2、カイルウォルター選手
3、ダコタエベアー選手
4、ジェレミーロイヤー選手
5、スコットマーティン選手
本当に良い試合でした。
すべての選手たちに感謝です!
別の大会や世界一の釣り展示会の様子はこちら↓