どうも!でら釣りのはくです。
今回は二枚潮についてご紹介致します。
これは、海釣りをやっているとよく聞く言葉です。
釣りを始めたばかりの頃は、意味がよく分かりません。
・二枚潮と言われた時は釣り辛かったのは何故。
・二枚潮はどう対処すれば良いのか。
こんな疑問があります。
それら全てを解決します。
それでは、ざっくりとご紹介させていただきます。
二枚潮(にまいじお)とは
・水の温度差と対流によって起きる現象です。
二枚潮は、2本の層が別々の流れになっている潮のことです。
これは、水の温度差が大きくなる時と水の流れ同士がぶつかる時に起きる現象です。
潮が、似たような向きで流れているなら釣りに影響はありません。
しかし、直角や反対を向いていた場合、非常に釣り辛いです。
流れが複雑な場所は、潮が2枚だけでなく3枚になることもあります。
二枚潮 原因
・対流のぶつかり方。
二枚潮の原因は、この2つです。
温度差と対流で起きます。
稀に、風も関係します。
二枚潮 判断する方法
・ジギングなどでは、ロッドとリールから伝わる重さが変わる。
・釣り場を観察する。
ジギングなどをやっていると、ロッドとリールから感じる重さが変わります。
これは、潮の比重や流れが変わったからです。
例えば、河口などは分かり易いです。
淡水と海水は比重が違います。
淡水が軽く、海水は重いです。
この2つがぶつかり合う河口では、2枚潮になり易いです。
水面近くは軽い淡水になり、底付近は重い海水になります。
淡水が海へと流れ、海水は逆流して川へと上ろうとします。
特に、大潮の満潮などはこの動きが激しくなります。
二枚潮 対策
・糸を細くする。流れの影響を受けないようにする。
・糸の種類を比重の重いフロロカーボンに変える。流れの影響を抑える。
・糸ふけ(ラインスラック)を出さない。流れるのを抑える。流れの影響を最小限にする。
・潮が変わるまで休憩を取る。
二枚潮の対策は、とにかく流れの影響を受けないようにすることです。
これが、一番効果的で大事な要素です。
どれをやっても釣り辛い状況ですが、少しでも釣り易くします。
対策をしないと釣ること自体が難しくなります。
無理して釣るよりも、潮が変わるまで休憩を取るのが、一番賢いかもしれません。
二枚潮と潮目の違い
・潮目は、垂直方向に潮の流れがぶつかった状態。
二枚潮は分かり難いですが、潮目は分かり易いです。
堤防などから見て、そこだけ水面が大人しい場所や波立っている場所が潮目です。
潮目は、プランクトンやエビなどの微小浮遊生物が集まり易いです。
それを狙って小型の魚、更に大型の魚、鳥なども集まります。
二枚潮 まとめ
・二枚潮は釣り辛いので対策が必須。
二枚潮は、フカセ釣りや海釣り、河口の釣りをやっているとよくあります。
凄く釣り辛い状況です。
自分の通したい層や出したいアクションが出ません。
対策すれば、なんとか釣りになります。
もし二枚潮に出くわしたら、色んな対策をすることをおすすめします。
対策するための道具がない場合は、休憩するのも有りです。
ここまで、お読みいただきありがとうございます。
それでは、よいフィッシングライフを!
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