どうも!でら釣りのはくです!
今回はPEラインの巻き方 誰でも簡単にPEラインを巻く方法をご紹介します。
PEラインは色んな釣りをやっていると必ず使うラインです。
扱いが難しく上級者向けとも言われるラインです。
糸を巻く時に一番苦戦するラインでもあります。
・PEラインはそのまま巻けないの?
・下巻きってなに?
・どうやって結ぶの?
・PEラインの巻き方を知りたい!
そんな方におススメの内容です。
誰でも簡単にPEラインを巻くことが出来ます。
まずは、PEラインの巻き方から見ていきましょう。
ラインのコーティング
PEラインの巻き方とは
下巻きラインの上から、PEラインを巻いていきます。
これがPEラインの巻き方です。
何故、下巻きラインが必要なのでしょうか。
PEラインの下巻きとは
そのまま、PEラインだけをリールに巻くとツルツル滑ってしまいます。
なので、『下巻き』と言われるラインが必要になります。
これをすると、どんなリールでもPEラインをピッタリ巻くことが出来ます。
この『下巻き』がPEラインの巻き方で一番大事な部分です。
PEラインの下巻きの選び方
日本だと号数(lb)で合わせる人が多いです。
海外では糸の太さ(線径)で合わせます。
ラインの号数や太さは全く同じでなくても構いません。
ある程度の差が出てもOKです。
例えば
わざわざ、下巻き用にラインを買う必要はありません。
もし持っていたら下巻きに使う程度で問題ありません。
PEラインと下巻きの合わせ方
2つの考え方があります。
・結びやすさを考えると糸の太さ(線径)で合わせます。
ただし、注意点が2つあります。
号数(lb)で合わせる場合
下巻きがPEラインよりも太くなります。
マグロや青物の場合かなり太くなるのでラインを結ぶのが難しくなります。
糸の太さ(線径)で合わせる場合
下巻きの強度がPEラインよりも弱くなります。
下巻きを使わない釣りに使います。
走らない魚を釣る場合におススメです。
下巻きはナイロンラインがおススメ!
下巻きにはナイロンラインをおススメします。
フロロカーボンラインよりも利点が多いからです。
・同じ強度なのに細い。
・しなやかで扱い易い。
・擦れても(摩耗)強い。
・結び目の強度が強い。
下巻きをフロロカーボンラインでやるメリットがありません。
PEラインの下巻きをPEラインで絶対にやってはいけません。
下巻きの意味がなくなります。
ここで物申す!元釣具屋の店員が暴露します!
世の中には利益最優先の釣具屋さんがあります。
悪い釣具屋さんは下巻きでもフロロカーボンラインをおススメしてきます。
・結び目の強度が弱いので、すっぽ抜けやすい。
・ライントラブルが起こりやすい。
・値段が高い。
フロロカーボンラインを下巻きに使う事でライントラブルが起こり易くなります。
ライントラブルが多ければ、PEラインと下巻きラインを何度も買ってくれるのでおススメしてきます。
リールの糸巻サービスで下巻きラインに格安のフロロカーボンラインを使うお店も結構多いです。
ご注意ください。
これは、他の釣りでも言えることです。
どんな釣りでも
『フロロカーボンラインの方がいいですよ。』
という釣具屋さんは絶対におススメできません。
そういう店員さんが良く上げる理由はこれです。
・強い。
・品質が良いから値段も高い。
フロロカーボンは感度が良い!?
まず、『感度が良い』に関してです。
ナイロンラインとほぼ同じか少し良いぐらいです。
ナイロンラインよりも伸びが少ないので感度が少しだけ良くなります。
これは、フロロカーボンラインがまっすぐの繊維で出来ているからです。
ただし、これを感じ取れるのは、ベテランの釣り人や同じ釣りをやり続けて慣れている人だけです。
フロロカーボンは強い!?
次に、『強い』に関してです。
これは全くの嘘です!
感度が良い=伸びない=強い
と思うだけで、実際はかなり弱いです。
一番強いラインはナイロンラインです。
フロロカーボンラインは少しでも傷付くとそこから裂けるように切れます。
フロロカーボンは品質が良いから値段も高い!?
最後の『品質が良いから値段も高い』についてです。
これも全くの嘘です。
同じ金額なら、ナイロンラインの方が品質は高くなります。
理由としては、ラインの原価の違いです。
ナイロンラインの原価が一番安いです。
フロロカーボンラインの原価はナイロンラインよりも高いです。
更に、ナイロンラインは、様々なコーティングをして仕上げられています。
フロロカーボンラインは、素材の性質上コーティングが出来ません。
なので、同じ金額の場合、ナイロンラインの方が品質は高く良い商品になります。
ただし、フロロカーボンラインにもメリットはあります。
それを理解して使い分けることが一番おススメの使い方です。
悪い釣り具屋さんに騙されないためのラインの知識はこちら↓
本題のPEラインと下巻きの話に戻ります。
下巻きのメリット
・PEラインを余らせず使いきれる。
・どんなリールでもPEラインをピッタリ巻けるように調整できる。
・余って使わなくなったラインを再利用できる。
下巻きのデメリット
・PEラインと下巻きラインを結ぶのが難しい。
下巻きの結び方
まずは、下巻きラインをリールに結びます。
スプールにラインを巻く方法と同じです。
簡単で強い結び方が知りたい方はこちら↓
リールに結ぶおススメの方法はこちら↓
下巻きラインの巻き方
ここがかなり重要です!
これでPEラインをピッタリ巻けるかどうか。
釣りがしやすいかどうかが決まります!
下巻き量を計算する方法は色んなやり方があります。
・リールの糸巻量から計算する。
・ボビンを2つ使って巻き替えをする。
などがあります。
一番簡単でお手軽なのは糸巻量計算ツールを使う方法です。
昔は、エクセルなどで計算して下巻きの量を出していました。
しかし今は、メーカーのホームページで簡単に出来るようにしてくれています。
超便利です!
ツールでラインの種類を選んだり、ラインの量を入れるだけで瞬時に計算してくれます。
スマホでもPCでも出来ます。
あの面倒だった下巻き計算から解放されます。
本当にありがたいです!
私もツールに頼りっぱなしです。
下巻きをどれだけ必要か直ぐに分かる超便利ツールはこちら↓
これで下巻きが終わりました。
あとは、PEラインと下巻きを繋いで巻くだけです。
PEラインと下巻きの結び方
次は、PEラインと下巻きを繋ぎます。
この時の結び方は普段やっているPEラインとリーダーの結び方でOKです。
PEラインと下巻きを結ぶ時に使う結び方には条件があります。
それの条件は3つです。
・強い。PEラインがすっぽ抜けない強さ。
・結び目が小さい。ラインに段差を作らないようにするため。
これらの条件をクリアしている結び方が2つあります。
この2つです。
誰でも簡単に結べるPEラインと下巻きの結び方はこちら↓
簡単なのにアメリカのトッププロたちに大人気の結び方はこちら↓
PEラインと下巻きラインを結んだら、後はリールに巻くだけです。
これでPEラインを巻くことが出来ました!
お疲れ様でした。
PEラインの巻き方 誰でも簡単にPEラインを巻く方法まとめ
・結び方は簡単でOK!
PEラインの準備はバッチリです!
後は、釣るだけです!
結び方のまとめはこちら↓