どうも!でら釣りのはくです!
今回はPEのライントラブルをなくす方法 おススメ11選をご紹介します。
PEラインは上級者向けのラインと言われています。
・結び方の難しさ。
この2つが大きな原因です。
実際に、PEラインを使うと
・バックラッシュする。
・投げたら切れた。
・結んだのにすっぽ抜けた。
・とにかく使い辛い。
・PEラインをストレスなく使いたい!
そんな方におススメの内容です。
おススメの対処法が11個あります。
私が実践して本当に効果のあったものだけをご紹介します。
スピニングリールにもバックラッシュはあります。
ベイトリールと原因は同じです。
バックラッシュの原因と対処法はこちら↓
PEラインの儀式
それから、釣りを始めます。
水を吸わせることでラインが締まります。
PEライン特有のふわっとした感じがなくなり扱い易くなります。
感覚的にナイロンラインやフロロカーボンラインに近くなります。
やり方は簡単です。
30秒ほどしっかりラインを水に付けてから、ラインを張って巻き取ります。
次は、いつもの投げ方で投げます。
この時も同じようにラインを水に付けます。
最後に、全力で投げます。
この時もラインを水に付けます。
これでOKです!
この一連の動作を『儀式』と呼んでいます。
これで、かなりライントラブルがなくなります。
釣りをしていて効果を実感するほどです。
リールの糸巻量
カタログに書いてある数値よりも10%~20%減らします。
これで絡む原因となる余分なラインが出にくくなります。
リールのテーパー
スプールを横から見た時のラインの巻いた状態をテーパーと言います。
リールのテーパーには3つあります。
順テーパー
八の字型またはピラミッド型になっています。
これはライントラブルの多いテーパーです。
もし、リールがこの状態なら買った時についてきたスペーサーで調整が可能です。
正テーパー
シマノのリールは正テーパーです。
どのラインでも、これが一番安定して使い易い状態です。
一番おススメできるテーパーです。
逆テーパー
ダイワは逆テーパーです。
こちらは、順テーパーよりはライントラブルが少ないです。
しかし、ラインが上に寄っているので勝手に出たりすることがあります。
癖のあるテーパーです。
こちらもスペーサーで調整が可能です。
フェザーリング
ロッドを持っている利き手の人差し指でリールのリムを抑えてブレーキを掛けます。
これをフェザーリングと言います。
もう一つのやり方があります。
ロッドを持っていない方の手でスプールを直接押さえてブレーキを掛けます。
どちらのやり方でもOKです!
これは、ベイトリールの親指でブレーキを掛けるサミングと同じテクニックです。
これで余分なラインを出さないようにします。
ラインが弛む分だけライントラブルが多くなります。
ラインテンション
この時にユルユルのままだと一気にライントラブルの嵐です!
PEラインは常にラインを張っていれば大丈夫です!
ライントラブルはありません!
コーティング剤はダメ!絶対!
絶対に使ってはいけません。
使わないことがライントラブルを避ける方法です。
確かにラインの滑りは良くなります。
しかし、釣り2回分~3回分だけです。
一番のデメリットは、ラインが極端に弱くなることです。
昔、私が有名なコーティングスプレーを使っていた時です。
そのスプレーは、4回目~5回目の釣行でもPEラインが全く色落ちしませんでした。
『おお、良いな!』
と思ったのも束の間、ラインを軽く引っ張っただけで切れました。
ラインにキズでも入っていたのかと思い、何度も試しましたが全部切れました。
いつもなら、8回目~10回目の釣行でラインを交換するのでラインの問題ではありません。
結局、スプレーを使い始めたのが原因でした。
その後、スプレーをやめてラインを巻き直すと、いつも通りの使い心地に戻りました。
それ以来、スプレーは使ってません。
そのスプレーは今でも売っています。
お気を付けください。
釣り具屋さんでラインスプレーを勧めてきたら要注意です。
PEラインのおススメの結び方
結び目が大きいとロッドのガイドやリールに巻かれるときに下や上にあるラインを巻き込む可能性があります。
トラブルが起きないおススメの結び方は2つあります!
強いのに超簡単な結び方はこちら↓
アメリカのバス釣りトッププロたちが使っている大人気の結び方はこちら↓
PEラインとリーダーの号数
ラインの強度の差を5号(20lb)以上離すと確実にバランスが悪くなります。
例外ですが、マグロキャスティングなどの大物狙いではよくあることです。
普通の釣りで無暗に強度の差を付けるのはおススメしません。
100㎏を超えると釣りというより『格闘』になります。
使うリーダーの種類
両方ともナイロンラインがおススメです。
フロロカーボンラインは硬いのでPEラインとの相性は悪いです。
ナイロンラインは細くしなやかなので、PEラインでもすっぽ抜けしません。
PEラインの基本的な巻き方は↓
ラインの種類や簡単一覧表はこちら↓
キャスティング
ロッド全体にルアーの重さを乗せるイメージです。
絶対に慌ててはいけません。
ナイロンラインやフロロカーボンラインとは投げ方が違います。
バス釣りなどに多いティップ(ロッドの先端)だけで投げるやり方は絶対にダメです。
投げる度にライントラブルが連発します。
必ず大きくゆったりとした動作で投げます。
風
余分なラインが出ない投げ方をします。
投げ方としては、ルアーを放物線ではなく、高度の低い直線的な線(ライナー)で投げます。
ライナーの投げ方は簡単です。
ロッドのグリップを短く持つことです。
リールを持っている手に逆の手を近づけます。
これだけで、鋭いライナーのキャスティングが出来ます。
ただし、ティップだけで投げないようにしてください。
鋭いキャスティングと大きな動作を意識します。
飛距離は落ちますが、風に煽られてラインが余分に出されることがありません。
風が吹いてもこの投げ方でPEのライントラブルを無くすことが出来ます。
PEラインのライントラブルを無くす方法まとめ
・PEラインはお約束が多い。
これだけやれば、もうPEのライントラブルはありません!
癖になるまでやると体が勝手に動いてくれます。
1時間も釣りをしていると慣れるのでご安心ください。
村田基さんおススメのマグロ400㎏でも釣れるリーダーの結び方はこちら↓
ラインの種類と簡単一覧表はこちら↓