どうも!でら釣りのはくです!
ルアー釣り基本の基!ルアーの種類と各パーツの名称をご紹介します。
ルアーと一言に言っても大量にありすぎて、何がなんやら分かり辛いですよね。
・ルアーの種類が多すぎて分からない!
・大きさも形もたくさんありすぎる!
・このパーツの名前は?
・ルアーの基本が分からない!
そんな方におススメの内容です。
ひとつひとつご紹介していきます。
まずは、ルアーの種類から見ていきましょう。
ルアーの種類
大きく分けて2種類あります。
・ソフトベイト
ルアーとは
プラスチックやバルサなどの木材、鉛などの金属で出来たルアーの総称です。
硬い素材で出来ているのでハードベイトと言います。
日本ではルアーと言います。
他にもハードルアー、プラグなどとも言います。
ワームとは
ハードとは逆です。
ゴムや樹脂で出来た柔らかいものをソフトベイトと言います。
日本ではワームと言います。
他にもソフトルアーという言い方もあります。
次はルアーの素材です。
ルアーが何から出来ているのかをご紹介します。
ルアーの素材
・バルサなどの木材
・鉛やタングステンなど金属
・ゴムやシリコン、塩化ビニールなどの樹脂
一般的な素材はプラスチックと樹脂、木材、鉛です。
たまに、高級木材などが使われている高級ルアーもあります。
一個8000円とか数万円を超えるものなど凄い値段がします。
もはや美術品や芸術品の扱いなので釣果とはあまり関係ありません。
プラスチック
これが一番多いです。
安くて大量に作れ、更に耐久性も高い、人気の素材です。
錆びないので海での使用が多いです。
バルサなどの木材
これが一番難しい素材です。
何故なら、常に値段や品質が変わるからです。
全く同じものが2つとして出来ません。
災害などで木材の供給が途絶えたりもします。
バルサは木材の中でもルアーや工芸品に向いています。
・加工しやすい。
・値段もお手頃。
※気乾比重
乾燥させた木材の重さと同じ体積の水の重さとの比較した数値です。
分かり易く言うとこうなります。
『バルサは木材の中で一番水に浮く木材です。』
木材のルアーは川でも海でもどこでも使われます。
素材が自然の物なので一番魚が釣れると言われています。
しかし、メンテナンスが必要なことや一年使ったら使い捨てなどの使い方が多いです。
鉛やタングステンなどの金属
メタルジグやラバージグ、ジグヘッド、スピナーベイトなどに使われています。
鉛の場合、かなり安価で成形も簡単なのでよく使われています。
タングステンは鉛よりもメリットが多く人気の素材ですが、合金なので値段も高くなります。
オモリやメタルジグなど消耗品としての使われ方が多いです。
ゴムやシリコンなどの樹脂
ソフトベイトやワーム、スイムベイトでよく使われています。
素材の違いが釣果の差に繋がらないので、気にする必要はありません。
湖や海での使用が多いです。
安価なものが多いので使い捨てになります。
次はルアーの各パーツの名称です。
ルアーのカスタムやメンテナスをするときに必要な単語になってきます。
ルアーの各パーツの名称
専門用語になるので覚えなくても構いません。
そのまま見た目通りなので意外と分かり易いです。
ルアー
ラインアイ
ラインを結ぶ輪っかの部分です。
アイ
ルアーの目です。
3Dアイやガラスアイ、シールアイなど様々です。
リップ
ルアーの口となる部分です。
リップで水を受けることによって深い水深まで潜ります。
ラトル
ルアーの内部に入れてある小さいビーズのことです。
これがぶつかり合うとジャラジャラと音がなります。
これもガラス、銅、スズ、タングステンなどで音が変わります。
フックアイ
ルアーのフックを付ける輪っか部分のことです。
フロントフック
一番前に付いているフックのことです。
センターフック
フックが3本付いているルアーの真ん中のフックのことです。
リアフック
ルアーの一番後ろにあるフックのことです。
スプリットリング
フックアイとフックを繋ぐ小さい輪っかのことです。
ベリー
ルアーのお腹のことです。
バック
ルアーの背中のことです。
例えば、ルアーのカラーでブルーバックチャートは
日本語だと『背中が青色で他は黄色』という意味です。
ここまでが一般的なルアーです。
次は、少し特殊なワイヤーベイトになります。
ワイヤーベイトの中でも特に分かり辛いスピナーベイトのパーツについてご紹介します。
スピナーベイト
リーディングブレード
ルアー前方のブレードのことです。
半田ごてで固定されている場合など交換できないことが多いです。
先を先導(リード)するブレードだからリーディングブレードです。
トレーディングブレード
ルアー後方の交換できるブレードのことです。
交換(トレード)できるブレードだからトレーディングブレードです。
ブレード
金属製の薄い板のことです。
ブレードには3つの形があります。
・インディアナブレード コロラドとウィローリーフの中間の形
・ウィローリーフ 葉っぱみたいな細長い形
画像の物はウィローリーフです。
ヘッド
ここの重さがパッケージなどに表記されている重さです。
他のパーツやブレードなどは表記されている重さに含まれていません。
ですので、一般的にスピナーベイトは表記されている重さよりも重くなります。
スカート
ここが水の流れやブレードの動きで艶めかしく揺れることによって魚を誘います。
シリコンで出来ています。
クレビス
英語のCの字をしているパーツです。
ここにリーディングブレードを通します。
ビーズ
このビーズでブレード同士が回転しやすいように距離を取ります。
赤いビーズなど魚を誘う要素を入れているスピナーベイトもあります。
BBスイベル
ボールベアリングスイベルと読みます。
略称がBBスイベルになります。
一般的なスイベルより回転力に特化した高性能なスイベルです。
値段も2個で500円など結構お高いです。
ボールベアリングスイベルでトレーディングブレードの回転の良さが決まります。
フック
基本的に大きいフックが一本だけです。
アシストフックを付けることも出来ます。
大きいフックに小さいフックを刺してフックを2本にする方法です。
普通のアシストフックはシングルフックです。
アメリカのバスプロはトリプルフックを使うことがあります。
トリプルフックのアシストフックに更にトリプルフックを付けていたのを見た時はビビりました。
アーム
アームには上と下の2つあります。
・ヘッド側がロアーアーム
スピナーベイトは独特な作りをしていますね。
元は安全ピンから派生したルアーです。
次はソフトベイト(ソフトルアーまたはワーム)のパーツのご紹介です。
ワーム
ヘッド
ワームの頭のことです。
顔になっていたり、ただの模様だったり、何もなかったりします。
ないものが多いです。
アイ
ワームの目のことです。
こちらもないものが多いです。
テール
ワームによって色々な形があります。
これによってワームの名前が変わります。
ハチマキ
生物学では環帯と言います。
ミミズの頭から少し下にある色の違う太い部分のことです。
ストレートワームによくある特徴です。
フックスリット
フックの先端を隠すために作られた部分です。
ワームの背中に隙間が空いていたりします。
これがあると水草などに引っかかり難くなります。
5インチ以上のある程度の大きさのあるワームに多い作りです。
バック
ワームの背中のことです。
テールが下を向いている場合、その反対側になります。
ベリー
ワームのお腹のことです。
テールが下を向いている側がお腹になります。
これで各パーツの紹介が終わりました。
次はルアーの具体的な種類をご紹介します。
ルアーの具体的な種類
ルアー(ハードベイト)とワーム(ソフトベイト)の代表的なものをザックリとご紹介します。
ここに載っているもの以外にもまだまだたくさんあります。
珍しいやつだと、その一種類のルアーしか存在しないジャンルとかも有ります。
トップウォーター
水面を泳ぐルアー全般のことを言います。
ポッパーやペンシルベイトなどがトップウォーターに含まれます。
シイラ釣りやマグロ釣り、青物釣り、バス釣りなどで人気のルアーです。
ポッパー
口を開けたようなデザインのルアーです。
口の部分をカップと言います。
そこで水を押して音を出したり水しぶきを飛ばして魚を誘います。
GTやシイラで超定番ルアーです。
ペンシルベイト
木の枝のような見た目のルアーです。
水面を滑るように泳ぎます。
マグロ釣り、シイラ釣り、青物釣りでは欠かせないルアーです。
スイッシャー
小さな金属のプロペラを付けたルアーです。
そこが回転してチョボチョボチョボと音を立てて泳ぎます。
アマゾンのピーコックバスで超定番のルアーです。
日本ではシイラ釣りやバス釣りで人気のルアーです。
ノイジー
ルアーの口に大きなカップが付いています。
そのカップが水の抵抗を受けるとカポカポカポという音を立てます。
ルアーがジタバタしながら泳いできます。
ナマズ釣りでド定番ルアーです。
ダーター
顎が突き出たようなデザインが多いルアーです。
その突き出した部分が水の抵抗を受けるとルアーが一気に潜るようになっています。
その時にガボンッという大きな音が出ます。
シイラ釣りやマグロ釣り、青物釣り、バス釣りなどで人気のルアーです。
フロッグ
カエルの見た目をしたルアーです。
柔らかいソフトボディで出来ています。
水草が多い場所でも引っかからないのでガンガン使うことが出来ます。
画期的なトップウォーター
これらのトップウォーターの要素を3つ組み合わせたルアーもあります。
日本のダイワやメガバス、多くのルアーメーカーや有名ルアービルダーたちが惚れ込んだルアーです。
ノイジーとスイッシャー、ペンシルベイトを組み合わせたルアーになっています。
その名もジッタースティック(画像のルアー)です。
ルアーの前に付いている金属カップ(画像の黒い丸)がノイジーの要素です。
ルアーの後ろに付いているプロペラ(画像の赤い丸)がスイッシャーです。
この細長いボディ(画像の緑の丸)がペンシルベイトです。
全く違う3つの要素が入っているます。
まさに、超贅沢な良いとこ取りトップウォーターです。
使っているだけで楽しくなるルアーです。
しかも、このルアーめっちゃ釣れます。
本来は、3つのルアーが必要な場面をこれ一個で出来ます。
なので、使う機会が多くなるのも釣れる理由です。
機会があればお試しください。
ジャークベイトまたはミノー
見た目がもっとも小魚に見えるルアーです。
動きも小魚に近い動きをします。
小さいリップが付いていて水面から少しだけ深い所を泳ぎます。
日本ではミノーと言います。
ミノーはアメリカにいる小魚の名前です。
ジャークベイトには5種類あります。
・サスペンディング
・シンキング
・ジョインテッド
・ダイビング
フローティング
略称で『F』と表記します。
水に浮くルアーです。
泳ぐときだけ潜ります。
サスペンディング
略称で『SP』です。
水中で静止します。
浮かず沈まずそのままです。
ルアーが潜れる限界の水深まで来たらその水深で止まります。
シンキング
略称で『S』です。
ルアーを泳がせなくて勝手に沈みます。
ルアーに重みがあるので風が吹いて飛距離が出ます。
ジョインテッド
ボディが2つに分かれているタイプのジャークベイトです。
より本物に近い泳ぎ方をするジャークベイトです。
ダイビング
一般的なジャークベイトよりもかなり深く潜るタイプです。
長いリップのものやボディが重いものなどがあります。
クランクベイト
大きなリップが特徴のルアー。
このリップで深い水深まで泳ぎます。
『玩具の魚』という見た目です。
クランクベイトは4種類あります。
・シャロークランク
・ミッドレンジクランク
・ディープダイバークランク
それぞれで泳ぐ水深の深さが違います。
・シャロークランク 0.5m~1m
・ミッドレンジクランク 1m~3m
・ディープクランク 3m以上
リップレスクランク
クランクベイトからリップを取ったからリップレスクランクと言われています。
日本ではバイブレーションと言います。
平ぺったい見た目でラトル音が大きく目立ちやすいルアーです。
ワイヤーベイト
ワイヤーを使ったルアーのこと全般を指します。
スピナーベイトやバズベイトがこれに含まれます。
スピナーベイト
元々は、安全ピンを改造して作られたルアーです。
まったく魚には見えません。
でも何故か、すごく釣れます。
水が濁った時に強いルアーです。
バズベイト
見た目はスピナーベイトに似ています。
ブレードがプロペラになっています。
ラバージグ
ジグヘッドにラバースカートを付けたルアーです。
水中での動きはザリガニのような動き方です。
バス釣りや青物釣り、真鯛釣りで人気のルアーです。
メタルジグ
鉄の棒切れのような見た目です。
素材は鉛が一般的です。
高級なものだとタングステンで出来ています。
海釣りで定番のルアーです。
スプーン
食器のスプーンが元となっています。
あの食べ物を乗せる部分に針を付けたのがスプーンというルアーです。
川から渓流、湖に海などありとあらゆる場所で釣れます。
スイムベイト
本物の魚のようなものや魚型のルアーやワームのことです。
特に、大型のものを日本ではその大きさからビッグベイトとも言います。
もはや、見た目も泳ぎ方も本物の魚です。
川でも海でも使われています。
ソフトベイト
ワームのことです。
種類はルアーよりも多いです。
ミミズやトカゲ、イカ、良く分からないクリーチャーなど。
湖や海釣りでよく使われています。
ストレートワーム
真っすぐで細身のワーム。
見た目はミミズです。
色んな釣りで活躍するワームです。
アジングやメバリングではド定番になっています。
バス釣りでも人気のワームです。
グラブ
テールが薄くてヒラヒラと泳いでくるワームです。
川でも湖でも海釣りでもどこでも人気のワームです。
パドルテール
テールが船のパドル(手で漕ぐ奴)に似ているワームです。
ここがおおきく水をかき分けて泳ぎます。
あまり人気のないワームのひとつです。
シャッドテール
テールが丸くなっているワームです。
泳ぐときにテールが小刻みに動くので本物の小魚に見えます。
ヒラメ釣りやスズキ釣り、クロダイにアジングなど色んな釣りで使われている超人気のワームです。
リザード
名前の通りトカゲの形をしたワームです。
日本ではリザードもあまり人気のないワームのひとつです。
海外だと海釣りや川釣りでも使われる人気のワームです。
ホッグ、クロー
こちらも名前の通りザリガニやエビの形をしたワームです。
クロダイ釣り、根魚釣りで大人気のワームです。
チューブワーム
見た目は、三角コーンにスカートを付けたようなワームです。
人気のないワームのひとつです。
海外では人気のワームですが、日本では全く人気がありません。
リグ
ワームを使った仕掛けのことをリグと言います。
海外ではエサ釣りの仕掛けもリグと言います。
基本的なリグをご紹介します。
ノーシンカーリグ
ワームの基本的な釣り方です。
針とワームだけのシンプルな仕掛けです。
もっと釣るためのノーシンカーリグの使い方はこちら↓
ダウンショットリグ
ワームの下にオモリを付けた仕掛けです。
日本だと胴付き仕掛けと言います。
誰でも釣果を伸ばすことができる使い方はこちら↓
スプリットショットリグ
ワームの前にオモリを付けた仕掛けです。
日本だと天秤仕掛けになります。
釣れない時の救世主リグの使い方はこちら↓
キャロライナリグ
スプリットショットリグをもっときっちりと仕上げた仕掛けです。
天秤仕掛けに似ています。
釣れるキャロライナリグの作り方はこちら↓
テキサスリグ
ワームの前に中通しオモリを付けた仕掛けです。
根魚釣りで一番人気のリグです。
バス釣りでも使われています。
基本だけど奥が深いテキサスリグの使い方はこちら↓
ネコリグ
ワームにオモリを埋め込んだ仕掛けです。
根魚やバス釣りで人気のリグです。
ネコリグでもっと釣るコツはこちら↓
ジグヘッド
最初から針にオモリが付いています。
その針にワームを付けるだけの仕掛けです。
海釣りで大人気のリグです。
あらゆる魚を釣るジグヘッドの使い方はこちら↓
ジグヘッドで釣れないのはワームの付け方かもしれません↓
ルアーの種類と各パーツの名称まとめ
・それぞれに細かく使い方や釣る場所によって分かれている。
代表的なものはこれぐらいです。
しかし、ルアーやワームの種類は数限りないです。
ルアーやワームを安く買う方法はこちら↓
例外的なルアーやリグはこちら↓